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市長記者会見 令和5年(2023)2月7日

更新日:2023年2月7日更新 印刷ページ表示

令和5年2月7日 市長定例記者会見

 

資料1 8月19日(土)~9月6日(水) 2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラコンサート 2つのプログラム(Aプログラム)

【資料1 8月19日(土)~9月6日(水) 2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラコンサート 2つのプログラム(Aプログラム)】

 

【市長】

 まず私からは、今年2023年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルについてお知らせします。

 8月19日から9月6日までの日程で行われますが、今年は2つのオーケストラコンサートが柱となります。

 このうちAプログラムと位置付けているものが、フランス出身の気鋭の指揮者、ステファン・ドゥネーブさんが指揮して、そしてSKOオーケストラとともに、松本市民を含め、総勢100名規模の合唱団と共演するというオーケストラコンサートです。8月の25日と27日の2日間、予定をしています。

 この大合唱団というのは、2009年から2016年までの8年間は、毎年市民を中心に結成してまいりましたが、7年ぶりにSKOオーケストラと共演をするということです。この全体100名規模のうちの半分程度につきまして、オーディションによって選ぶということで、このオーディションが今週11日、キッセイ文化ホールで行われます。マスコミには公開して行うということにしています。

 このステファン・ドゥネーブ氏の指揮による演目は、プーランクの「スターバト・マーテル」、そしてラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲などとなっていまして、この指揮のステファン・ドゥネーブさんは、パリで研さんを積んでいた頃に小澤征爾総監督の助手を務めた経験があり、2013年に松本のフェスティバルに初めて出演をしています。おととし出演予定でしたがコロナで開催が見送られて、今回2度目の出演ということになります。来年度からはオランダの管弦楽団の首席客演指揮者に就任する予定の方です。

 

資料2 8月19日(土)~9月6日(水) 2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラコンサート 2つのプログラム(Bプログラム)

【資料2 8月19日(土)~9月6日(水) 2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラコンサート 2つのプログラム(Bプログラム)】

 

 もう1つのBプログラムですが、こちらは世界的作曲家のジョン・ウィリアムズさんが指揮を執るというプログラムです。ウィリアムズさんはご存知の方もおられると思いますが、スティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒット映画、「スターウォーズ」や「E.T.」「ハリー・ポッター」といった映画音楽の作曲を手がけ、そしてアカデミー賞やグラミー賞など多数を受賞している方です。

 この方は、1970年代に小澤総監督がボストン交響楽団で音楽監督を務めていた際に、作曲家である一方で、オーケストラの指揮も行ったらどうですかと勧められて、その後指揮者としても精力的に活動をされている方です。小澤総監督とは50年以上固い友情で結ばれていると言われていまして、今回も小澤総監督の招へいを受けて、今回指揮をしていただくことになりました。演目は「スターウォーズ」や「E.T.」「ハリー・ポッター」からということで、今準備が進められています。

 

資料3 セイジ・オザワ 松本フェスティバル 長野県松本市で開催! 2023年8月19日(土)~9月6日(水)

【資料3 セイジ・オザワ 松本フェスティバル 長野県松本市で開催! 2023年8月19日(土)~9月6日(水)】

 

 この2023年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルのチケットの発売は、6月10日から予定をしています。昨年、30周年の節目を迎え、また新たなスタートとなるこの2023年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル、ぜひ松本市民をはじめ大勢の音楽ファンに足を運んでいただければと思います。

 

資料4 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移

【資料4 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移】

 

 新型コロナウイルスの感染状況です。今日(2月7日)新たに確認された新規陽性者は99人、このうち届け出の対象となった方が18人です。集団感染は小学校1校で7人確認されています。直近1週間の新規陽性者は666人と、第8波のスタート段階の数字に近づいてまいりました。その前の週に比べると36%の減少となっています。

 

資料5 コロナ病床の実質病床利用率

【資料5 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 病床利用率も全県では22%、松本圏域も43%となっています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 OMF(セイジ・オザワ 松本フェスティバル)の関係でお伺いします。市長から見た今年の演目の見どころについてお伺いしたくて、特にBプログラムでは、映画音楽をメイン公演でやるということで、サイトウ・キネンオーケストラが映画音楽を本格的に演奏するのも珍しいのかなと思うのですが、改めて見どころについてお伺いさせてください。

 

【市長】

 先ほども申しあげましたが、昨年30周年ということで、オペラ「フィガロの結婚」、そしてシャルル・デュトワ指揮のオーケストラコンサートと、非常にメジャーで大勢の皆さんに人気を博すプログラムを提供できたと思っています。そしてまた新たなこの節目を越えてスタートする2023年、私はあまりクラシックは詳しくないですが、今回説明を関係者から受けて、お2人とも小澤総監督との古い交友関係があって、そして小澤総監督が新たな節目を越えたスタートとして、SKOのメンバーとともに、この演目を、また指揮者を選任されました。そのうちのBプログラムのジョン・ウィリアムズさんという方、先ほども触れましたように、映画音楽については本当にたくさんの大ヒット作、あるいは名作の作曲、さらには音楽監督を手がけてきた方で、そういう意味でいきますと、かなり幅広い層に、新たなSKOの魅力、そしてOMFの魅力を堪能していただけるチャンスではないかなと受け止めています。ぜひオーソドックスなクラシックコンサートとともに、このジョン・ウィリアムズさんが指揮をするというオーケストラコンサート、私自身も楽しみにしたいと思っています。

 

【記者】

 先週、長野県の阿部守一知事が沖縄を訪問されて、玉城デニー知事と会談をされて、両県で包括連携協定を本年度にも結ぶ方向というのは報道がありました。松本空港と沖縄を結ぶチャーター便を運航、進めることなどの連携強化も確認したとのことです。その点で改めて、空港の地元の自治体の組長として、この協定に対する期待と、また沖縄便の定期便化に向けてさまざまな課題があるかと思うのですが、どんな点に重点を置いて取り組みたいかというお考えをお聞きしたいと思います。

 

【市長】

 私も1泊2日の日程でしたが、阿部知事が出席する催しや会議に同席をさせていただきました。私自身がお会いをして懇談をできたのは、沖縄県知事、那覇市長、那覇商工会議所会頭、沖縄経済同友会代表・幹事、さらには日本トランスオーシャン空港の会長・社長、沖縄の観光関係者といった方々と、立ち話、あるいは会談の時間はそれほど長くありませんでしたが、さまざまなお話をさせていただくことができました。これは阿部知事もおっしゃっていますが、信州と沖縄というものは、互いが持っていないものをお相手が持っている、そして互いがそれは惹かれ合うものとして持ち合っているのだと、文字通りウィンウィンの関係に最もなれる地域同士だとおっしゃっていますが、私自身も全く同感です。非常に距離は遠いですし、松本もこれまでほとんど沖縄との接点を持ってきませんでしたが、観光はもとより、物産、物流、さらには環境や教育といった領域まで、この信州と沖縄、あるいは松本と沖縄というものは、これからさらに交流を深め、広げ、そして両県2つの地域にとってプラスになる、そうした存在であることを確認ができたと思っています。

 今回過去最多の20便のチャーター便を、県で計画を進めていただいています。

このチャーター便の実績の積み重ね、そしてこの信州まつもと、沖縄、那覇、それぞれにおいての需要の拡大こそが、将来的な定期便化というものに結びついていくものだと思っています。そのまず前段階といいますか、現状において、私も今回は神戸経由で那覇にまいりましたが、ちょうど乗り換え時間が昼食時間とも重なるような時間で、午前10時半ごろに松本を立つと、午後3時半ごろに那覇に着くという、非常に快適でスムーズな空路になっているなと感じました。また、阿部知事は福岡経由で那覇に入ったということですが、こちらも1時間以内の乗り換え時間で行けるということで、直行便、定期便の将来目標を見据えながら、今、おととしの夏に神戸便が複便化をし、非常に松本にとっての神戸や福岡を経由して、沖縄さらにはその先のアジアへとつながっていく空路を、実はすでに我々が手にしているということも実感しました。

 ぜひとも、これを松本、信州、さらには周辺の地域にもしっかりとPRして、認識を広げていきたいなと思いますし、また沖縄の方々が、やはりこの山、川、そして雪といったものに非常に高い関心を持っておられて、日本で雪といえば北海道ももちろん皆さんが想像するところですが、半分の距離で、日本最高峰の山岳エリア、さらにはその雪質も堪能できるこの信州という場所に、松本空港を通じて展開していけるということは、非常に沖縄の方々にとっても魅力あるものと受け止めていただけると思います。さらには、沖縄の先の台湾や東南アジアから沖縄を経由して信州まつもとにという可能性も非常に高いと思っていますので、まだ定期便化には、先ほど申しあげた需要の拡大や航空機の問題などはこれから乗り越えていかなければいけないハードルですが、少なくとも信州まつもと、沖縄がウィンウィンの関係にこれからなっていくための取り組みを、官民挙げて進めていく必要があると思っています。

 

【記者】

 松塩地区広域施設組合の管理者としての市長にお伺いします。先日、組合議会がありまして、新年度予算が可決されました。その新年度予算の中に、新ゴミ処理施設の基本設計、それは環境影響評価の準備書作成などの費用が盛り込まれました。これについては、まだ今建設地は決まっていないのですが、建設地が決まらないとできないものだと思うのですが、借地返還の見通しがある程度めどがついてきたという認識なのか、あるいはまだないが来年度中には結論を出したいということなのか、そこら辺のお考えをお聞きしたいです。

 

【市長】

 昨年、食肉処理施設の移転問題ということで、長野県がリーダーシップをとって進めていくのだという意思を示していただきました。それを受けて、麻績村が施設の受け入れの意思も示すといった動きがありました。現在はそうした動きをもとに、非公式な調整が進められている段階と受け止めていただければと思っています。松本市としては、食肉処理施設の移設を、長野県のリーダーシップのもとで、全国農業協同組合連合会、そして受け入れ自治体ができるだけ早く合意が図られると、またそのために松本市としてできることはしっかり汗をかくということが今やるべきことだと思っています。今回来年度予算に計上をするということは、来年度中にこの食肉処理施設の問題に方向性をしっかりと見出せて、そして新クリーンセンター建設に進んでいきたいという意思を込めたものと理解をしていただければと思っています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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