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市長記者会見 令和5年(2023)1月24日

更新日:2023年1月24日更新 印刷ページ表示

令和5年1月24日 市長定例記者会見

 

資料1 受講者の9割以上が「まわりにおすすめしたい」 各地区でスマホ講習会を開催(アンケート結果)

【資料1 受講者の9割以上が「まわりにおすすめしたい」 各地区でスマホ講習会を開催(アンケート結果)】

 

【市長】

 まず私から、今年度市内各地区で開催をしています、デジタル弱者の皆さんに向けたスマホの講習会の状況についてお知らせします。

 松本市は、DX、デジタル化というものを総合計画の重点戦略に位置づけているわけですが、その際、スマホを使ってインターネットの利用、オンラインの手続きが、日常的に全ての市民の皆さんができる環境を整えていくということが前提、必要と考えています。

 各地区で行っていますスマホの講習会、先月までに参加していただいた150人余りの方にアンケートを行っています。

 ご覧いただきますように、受けていただいた上で「ご家族やご友人におすすめしたいですか?」という質問に対しまして、10段階に分けて10と答えていただいた方が65%、全体の3分の2ほどに上っておりまして、8から10段階ということで評価をしていただいた方が、全体の97%に上っています。

 参加のきっかけは、「使いこなしたい」ということで、また年代別では、全体の96%の方が60歳以上、高齢者の方々、また、利用機器としてスマホは持っているが、十分まだ使い切れていないという方々です。LINEや動画視聴、QRコード、キャッシュレス決済を利用したい、覚えたいと考えて参加をしていただきました。

 

資料2 受講者の9割以上が「まわりにおすすめしたい」 各地区でスマホ講習会を開催

【資料2 受講者の9割以上が「まわりにおすすめしたい」 各地区でスマホ講習会を開催】

 

 今年度、合わせて24回開催しますが、あと5回残っていまして、笹賀、岡田、和田、奈川、波田で開催します。ぜひこの機会に、スマホの使い方を覚えたいという方にはご参加いただければと思います。

 また松本市では、こうした取り組みの裾野を広げていくということが大事だと考えていまして、支援できる人材を育成するための研修を、これまでに合わせて6回実施しています。そして、その支援できる人材研修を受けた方が講師となりまして、公民館でスマホ関連の事業を合わせて62回開催していまして、これから息の長い、また継続的な、デジタル弱者を支えていくための環境づくりに取り組んでまいりたいと考えています。

 

資料3 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移

【資料3 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移】

 

 続いて、新型コロナウイルスの感染状況ですが、今日(1月24日)確認された新規陽性者の方は209人です。届け出の対象が34人、全体の16%を占めています。直近1週間の新規陽性者は1,428人で、その前の週に比べて22%減少しています。

 

資料4 コロナ病床の実質病床利用率

【資料4 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 実質病床利用率も、松本圏域64%、長野県全体で43%という水準です。

 

資料5 オミクロン株対応ワクチン 予約・接種の年代別状況

【資料5 オミクロン株対応ワクチン 予約・接種の年代別状況】

 

 オミクロン株対応のワクチンの接種率は、一番直近で全体の50%に達しました。このグラフを見ていただくと顕著に、年齢によって、65歳以上が70%台、60代が60%台、50代が50%台などとなっています。

 

資料6 オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数

【資料6 オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数】

 

 予約状況はご覧の通りです。

 以上、私から報告をさせていただきました。

 

【記者】

 市長の沖縄訪問についてお伺いします。2月の2日と3日に沖縄県を訪問されるという日程が決まりました。今回の沖縄訪問で市長が意図されることを、今回の訪問でどのような成果を望まれるのか、お聞かせください。

 

【市長】

 今回は、長野県の阿部守一知事が沖縄県を訪問されるということがまずございまして、その目的が、信州と沖縄の観光交流を活発にし、さらにはこの信州と沖縄をつなぐ空路を今後充実させていきたいと、そうした思いからの訪問です。私としては、信州まつもと空港の地元自治体として、阿部知事の沖縄訪問に同行をさせていただいて、信州と沖縄、そして松本と那覇という、この空路を今後結んでいく可能性、そして重要性という部分について、沖縄の政財界の代表の皆さんと意見を交わしたいということが目的です。交流を促進し、観光需要を掘り起こし、そして松本と那覇の定期便化というものを早期に実現することを、阿部知事も目指していると思いますし、地元自治体としてぜひ二人三脚で取り組みを強化していきたいと思います。

 

【記者】

 四賀地区の鶏糞処理施設についてお尋ねします。先日の市議会経済文教委員協議会で、この問題報告を受けたと集約されましたが、議員さんの中には、臭気問題を懸念する声がかなりありまして、承認し難いとの声も多く上がりました。この件について市長がどのように受け止められているのか、市も関わっている問題ですので、今後の対応を含めてお聞かせください。

 

【市長】

 恐らく、市民の皆さんも記者の皆さんもあまりご存知ない問題だと思いますので、少し経緯を説明させていただきます。

 四賀地区にあります会田共同養鶏組合、ここが鶏糞処理施設を建設しようと計画しています。これはそもそも四賀村の時代から受け継いだ、松本市が運営する四賀有機センター、鶏糞を受け入れている施設ですが、これが老朽化し、そしてこれまでの議会の皆さんとの協議の上で、来年度末までに、この四賀有機センターが鶏糞の受け入れを停止するという方針が決まっています。ですので、それまでの間に、会田共同養鶏組合としては、自前で鶏糞処理施設を建設するという必要性があり、その計画を進めてきているということです。その上で、会田養鶏としては、四賀地区の山の中の土地に、国の補助金を活用して処理施設を建設するという計画を立てて、そして今年度、補助金申請が認められて計画を進めていました。

 ところが、この山の中の当該の土地が、国有地や市有地、そして相続者が明確でない土地が含まれていまして、当初予定したようなスケジュールで用地確保が進みませんでした。手間取りました。

 結果として、令和4年度、今年度の補助金を活用して建設するということを断念せざるを得なくなり、この補助金を使わないということで国に戻して、そして会田養鶏としては、補助金を使わずに全て自己資金で、今、会田養鶏が経営をしている敷地の中に処理施設を造ろうという、現在はそういう話になっています。

 これに対して、今のこの会田養鶏の敷地というのは、四賀地区の中でいえば住民の多い地域から近い場所ですので、臭気の問題、地元の皆さんから懸念が示され、先の議会でもその指摘が出たところです。

 直近の状況を申しあげますと、補助金を活用して施設を建てる計画をしていた山の中の当初の予定地については、すでに国有地、市有地、相続不明地、いずれも、すでに取得済みになっていたり、あるいは権利関係が明確になっていたり、利用できるめどが現在は立っています。こうした状況を踏まえまして、松本市としては明日(1月25日)、地元説明会を行わさせていただきます。市民の皆さん、四賀地区の皆さんに対して現状をお伝えするとともに、会田養鶏に対しましては、住民の要望や、すでに土地の問題はめどが立ったということをお伝えして、この当初予定地での建設という方向で検討を願えないかということを、松本市としてもお願いをしていく必要があると考えています。

 

【記者】

 当初予定地であれば、臭気の問題というのはある程度解決できると見られているのでしょうか。

 

【市長】

 事務方から報告を受けての範囲ですと、少なくとも現在の会社の敷地内と比べますと、大幅に軽減はされるという場所だと報告を受けています。しかし、この取り扱う目的や方法からすれば、その影響が全くないということではないということも報告を受けています。従って、これから非常に重要なのは、まず会田養鶏の皆さんに、地元の皆さんに対しての説明を丁寧に行っていただいて、住民合意を図っていただきたいということは、松本市としてお願いをしていく必要があると思っています。

 

【記者】

 市が運営している四賀有機センターでの受け入れを来年度末までに停止するという、先ほど説明がありました。今のこの当初予定地の方で建設を進めていくという方向性を持ったことで、受け入れを来年度末までに停止するというリミット、ここまで処理施設ができないと受け入れ先はどうなるのかという問題を抱えていると思いますが、これに関しては、リミット部分というのは、もっと後ろに持っていくとか、そういうことは現時点ではしなくていいというお考えでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 そういう認識で報告は受けています。また、先ほどの繰り返しになりますが、大切なことは地元の住民の皆さんの理解、合意をしっかり図って進めていくということですので、その部分を重要視して、会社側も、また行政としても取り組んでまいりたいと思っています。

 

【記者】

 今の会田養鶏さんのお話ですが、先日の説明ですと、当初予定地を使わない、使えない理由として、会田養鶏さんが、鶏糞処理ではない別の用途に使いたいという意向もあって回避しているのではないかという説明があったのですが、その部分は会田養鶏さんとすでに話し合って、当初予定地にやはり鶏糞処理施設を建てるということで内諾をいただくというか、納得していただくところまでもうすでに行っているのか、それはこれからの作業なのかというのを教えてください。

 

【市長】

 まず先ほど申しあげましたように、お願いをしていくのはこれからの段階ですので、明日以降できるだけ速やかに、そうしたことを行政としてはやっていく必要があります。もし事実関係が間違っていたら後で訂正をさせていただきますが、市として当初予定地が難しくなったときに、その代替地として別の場所を提起させていただいた、その別の場所についての見解を述べられたのではないかなと理解をしていますので、そこは改めて確認をさせていただきます。

 

【記者】

 市長は以前からかなり早い段階で、新型コロナを5類へ移行した方がいいということをおっしゃっていましたが、今、政府で5類移行の議論が始まって、春にもという話ですが、市長の見解と、屋内でのマスク着用も不必要になるのではという話ですが、そのあたりというのは、今現状、全員マスクを着けているような状況で、どのように感じてらっしゃるかという見解をお願いします。

 

【市長】

 総理大臣の指示を受けて、政府で今年の春をめどに、2類相当からの5類相当への引き下げ、それにあたって必要な措置をどうするかということの検討が進んでいるということは妥当であり、また今後の私たちがコロナと向き合う基本スタンス、そしてこの3年にわたってさまざまな制約を受けてきた日常生活や経済活動を、文字通り本格的に進めていく素地が整えるということで歓迎しています。マスクの問題については、これは私、少し残念だなと思っているのは、松本市としても、かなり前から原則を会見やホームページの場でも公表させていただいて、私自身も外を歩いているときはマスクをしないということを原則にしていますが、なかなかこれが広がっていかないという現状があります。

これはなぜ広がっていかないかと言えば、一つは、もちろん冬場はコロナだけではなくて、体調管理にマスクが一定程度有効だということもあるでしょうし、またマスク着用の生活を長く続けてくると、服装やメイクや、あるいは人との距離感というのも、マスクをしていることの方がどこか安心感がある、定着しているということもあると思いますが、特に、やはり子どもの発育や教育という面では、マスクは限りなく着用しないことが広がっていくということが望ましいと思っていました。ですので、この2類相当からの見直しの契機に、政府が検討しているマスクの着用については、明確でメッセージ性のあるマスク着脱の方針を示していただきたいと思っています。とりわけ大人についてはいろいろな意味で原則自由といいますか、そして大人は一人一人の判断でマスクの着用は行っていくと、子どもに対してより注力をしたメッセージになることが望ましいのではないかなと思っています。

 

【記者】

 5類に引き下げになると、ワクチン、また入院等の治療費も自己負担が生じると思いますが、国は段階的にというように言っていますが、その自己負担、公費負担についてはどのように思われますか。

 

【市長】

 これも今、これから検討されていくということで、どのような形になるのかは見通せませんが、報道ベースでいうと、高齢者については従来通りというようなことで、この重症化リスクに応じたワクチン接種に対する公費負担ということが、検討されると伝えられています。先ほどグラフを見ていただきましたが、この接種状況、これも重症化リスクとの比例関係ということが、この接種状況にも表れていますし、これから数カ月後に、感染症法上の類型見直しが行われれば、コロナがどのようなリスクがあって、それが故のワクチン接種に対する公費負担、自費負担の在り方というものが示されると思っています。限りなく季節性インフルエンザに近づいていくということの過程で、妥当な方針が示されることを期待しています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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