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食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食べもののことです。
日本では、年間約2,232万トンの食品廃棄物等(環境省「令和4年推計値」)が出ています。このうち、食べられるのに捨てられている食品ロスは年間464万トン(消費者庁「令和5年度食品ロス量推計値」)です。これは飢餓(きが)に苦しむ国への食料援助量(2023年:約370万トン)の約1.3倍に相当する量です。また、日本人1人当たりに換算すると、"おにぎり1個分(約102g)の食べ物"が毎日捨てられていることになります。
464万トンの食品ロスのおよそ50%は一般家庭からのもので、約233万トンも発生していると言われています。食品ロスを減らしていくためには、私たち一人一人が行動することが重要です。
家庭から出る食品ロスは、主に以下の理由により発生します。


SDGs12:つくる責任 つかう責任
国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つに、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させることが盛り込まれるなど、国際社会全体で取組みが進められています。
食品ロスは環境にさまざまな影響を与えています。
私たちが食品ロスを減らすことにより、どのような効果があるか考えてみましょう。
食品ロスが減ることにより運搬や焼却のために使う化石燃料の使用量が減ります。そうすると、地球温暖化の原因である二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量を減らすことができます。
食品ロスが減ることにより、運搬や焼却のために使う化石燃料が減り、また焼却炉の維持管理費を減らすことができ、無駄な支出を減らすという経済効果があります。
私たちは輸入食品も食べています。輸入食品の食品ロスを減らすことにより、その分を食料が不足している国々にまわして、飢餓(きが)に苦しむ人々を救うことができます。
食品を輸入することは、現地の農地で使用した水(バーチャルウォーター)も間接的に輸入することになります。そのため、輸入食品の食品ロスを減らすことは、現地の水を守ることにつながります。
松本市では、ごみの減量と食育の推進の2つ観点から、”もったいない”をキーワードとして、あらゆる世代、あらゆる場面で食品ロスを減らす取組みを進めています。


毎月30日は、冷蔵庫のクリーンアップデー
冷蔵庫内の期限が近いものや、野菜・肉等の傷みやすいものを積極的に使用し、冷蔵庫内を整頓しましょう。
毎月10日は、もったないクッキングデー
今まで食べられるのに捨てられていた野菜の茎や皮等を活用したり、余りがちな食材をリメイクしていただく『もったいないクッキング』を実践しましょう。
「残さず食べよう!30(さんまる)・10(いちまる)運動」の詳細は、以下のページをご覧ください。
幼少期から、もったいないの気持ちを育むために、松本市内の保育園・幼稚園等の年長児と小学3年生を対象に参加型の環境教育を行っています。
詳細は、以下のページをご覧ください。
松本市では、松本市食育推進計画に基づき、庁内で連携をとりながら、さまざまな事業を展開しています。
松本市の食育の詳細は、以下のページをご覧ください。
食品ロスの削減及び生活困窮者支援のため、認定NPO法人フードバンク信州が主催するフードドライブを毎月第3木曜日に開催しています。
フードドライブの詳細は、以下のページをご覧ください。
フードドライブの様子の写真です
すすめよう!30・10運動。
食品ロスを「もったいない」の気持ちで事業者と行政が協力して減らしていくために、食品ロス削減を推進する飲食店、宿泊施設等又は事業所等を認定する「残さず食べよう!」推進店・事業所認定制度を創設しました。
「残さず食べよう!」推進店・事業所認定制度の詳細は、以下をご覧ください。
| 賞味期限 | 消費期限 | |
|---|---|---|
| 意味 | おいしく食べることができる期限 | 期限を過ぎたら食べない方がよい期限 |
| 対象 |
卵・牛乳・ハム・ソーセージ・缶詰 |
弁当・サンドイッチ・惣菜・ケーキ など |

食べ物への感謝の心を大切にして「残さず食べる」「感謝の心を持つ」など食についての習慣を身につけましょう
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会は、「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する普通地方公共団体により、広く全国で食べきり運動等を推進し、以て3Rを推進すると共に、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワークです。
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会<外部リンク>
