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性の多様性小中学生講座

更新日:2025年9月12日更新 印刷ページ表示

 

性の多様性小中学生講座とは

 本講座は、セクシュアリティなどに関して、児童生徒それぞれが自分自身も多様性の中の一人として位置づけ、学ぶことで、人それぞれに違いがあることを理解し尊重できるようになることを目的としています。

なぜ、学校で取り組む必要があるのか?

 2015年に文部科学省から「性同一性障害に係る生徒児童に対するきめ細やかな対応の実施等について」の通知が出されて以降、学校現場においても、性の多様性に関する対応の必要性や教育への関心が高まっています。また、自分のセクシュアリティを自覚するのは、小学校入学前から高校生までの年齢が多いとされており、性的マイノリティの子ども達は、そうでない子ども達と比較して、いじめ被害や不登校などの割合が高いことがわかっています。

 小中学生という学齢期に性の多様性について学び、ポジティブなメッセージを受け取ることは、性的マイノリティの子どもたちの自尊感情や自己肯定感を高めることにつながるとともに、性的マイノリティではない子ども達にとっても、人権感覚を養う貴重な機会となります。

実施方法

 小学校1~3年生、4~6年生、中学校1~3年生用に3種類のプログラムを作成し、“人間と性”教育研究協議会 長野サークルのメンバーが学校を訪問、1時間の授業の中で講座を実施しています。

 実施にあたっては「誰もが性の当事者でありマイノリティの方が特別ではないこと」「マイノリティ探しやカミングアウトの誘発につなげないこと」に留意しています。

性の多様性小中学生講座実施状況

小中学生講座実施状況
年度 実施学校数 参加人数
令和4年度 47校 17,285人
令和5年度 48校 16,935人
令和6年度 48校 16,162人

アンケート結果

講座を実施する小中学校に依頼し、講座受講前と後で児童生徒の意識の変化を調査しました。

Q. セクシュアリティ(性のあり方)は人の数だけある ※市内中学校2~3校の1~3年生を対象

  • 令和4年度(事前383人、事後376人)

  「正しい」と回答52% ⇒ 74% 

令和4年度性の多様性中学生講座アンケート結果

  • 令和5年度(事前404人、事後304人)

  「正しい」と回答50% ⇒ 68%

令和5年度性の多様性小中学生講座(中学生)

  • 令和6年度(事前323人、事後314人)

  「正しい」と回答46% ⇒ 75%

令和6年度性の多様性小中学生講座(中学生)​​​

授業展開案

令和4年度性の多様性小中学生講座展開案 [PDFファイル/560KB]

令和5年度性の多様性小中学生講座展開案 [PDFファイル/566KB]

令和6年度性の多様性小中学生講座展開案 [PDFファイル/938KB]

 

LGBTQとは

LGBTQは、性的少数者(セクシャルマイノリティ)の総称として用いられる言葉です。

LGBTQとは

Lesbian

レズビアン

心の性が女性で恋愛対象も女性

Gay

ゲイ

心の性が男性で恋愛対象も男性

Bisexual

バイセクシュアル

恋愛対象が女性にも男性にも向く

Transgender

トランスジェンダー

「からだの性」と「心の性」が一致しない人

Questioning

クエスチョニング

性的指向や性自認が決められない、はっきりしない、または悩んでいる状況にある人

相談窓口

性に関する相談を受けています。お気軽にご相談ください。

性に対する相談窓口

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