本文
【広報まつもとR7.1月号 巻頭特集】過去から未来へ 商都松本のにぎわい
過去から未来へ 商都松本のにぎわい
松本PARCOが2月末に閉店し、中心市街地が大きな転換期を迎える2025年。
時代とともに変化しながら続けてきたあめ市のように、商都松本はシンカします。
商都の象徴!知っているようで知らない「あめ市」
信濃の民を救った「信玄の塩」が起源?
戦国時代、今川・北条両氏が武田領の甲斐・信濃への塩商いを禁じました。
塩は命の源。嘆く領民のために上杉謙信が送った塩が松本に到着した日を記念して始まった、という説があります。
時代と共に変化しながら400年以上続く祭り
商売繁盛を祈り塩を販売していましたが、多くのあめ屋が出店するようになると「あめ市」、商家の大売り出しが盛況になると「初市」と名称が変わりました。
江戸時代には深志神社の神主が塩を販売していましたが、大正の頃には商家の子どもが売り手に。商いの練習をさせたといわれています。
存続の危機を乗り越えて
昭和後期には、近代化や担い手不足により、あめ市は存続の危機に。
人々の「伝統行事を絶やしてはいけない」という思いから、さまざまなイベントを開催しながら受け継ぎ、今なおにぎわいを生み出しています。
令和7年 あめ市
開催日時:1月11日(土曜日)・12日(日曜日) 午前10時~午後3時30分
開催場所:中心市街地各所
■あめ市の詳細はこちらから
商都松本 いまむかし
江戸 ▶ たばこ・木綿などの特産品を全国に販売
明治 ▶ 製糸業を軸に近代産業が勃興
大正 ▶ 日本銀行松本支店開業。経済金融の中心に
昭和 ▶ 戦時中の工場疎開に端を発し、近代工業化が進む
現在 ▶ 商圏人口60万人を超える中南信の中心商業地
商都松本にぎわい発信プロジェクトから「ひとこと」
商店街が協力してまちを盛り上げ、人が集まることで個々の商いが成り立つのが『商都』だと思います。
商売を存続させるのは地元のお客さん。市民の皆さんが出かけたくなる中心市街地にしたいです。
ホテルニューステーション 小林さん
商都を未来に 商都松本にぎわい発信プロジェクト
新たなアイデアでまちのにぎわいを生み出す、 官民連携の取り組み。
さまざまな企画を通して、 商都松本の今後のあり方を探ります。
■プロジェクトのインスタグラムはこちらから<外部リンク>
松本城下町天空マルシェ
開催日時:1 月12日(日曜日) 午前 9 時~午後 3 時
開催場所:花時計公園 入場無料(遊園地エリアは入場料あり)
商都松本にぎわい発信プロジェクトから「ひとこと」
高校生も出店します。
都会でなくても商いができることを感じてもらい、地元で働くことに繋がれば嬉しいです。
(株)五幸 小口さん
キッズパーク松本
対象年齢:1歳頃~12歳のお子さんと保護者
開催日時:1 月11日(土曜日)~13日(祝日)
午前10時30分~午後4時15分 ※45分交代制 (13日は午後3時15分まで)
午前10時から整理券配布(無くなり次第終了)
開催場所:松本PARCO6階(入場無料)
※発達に合わせて楽しめる遊びをプレイリーダーが紹介します!
商都松本にぎわい発信プロジェクトから「ひとこと」
「屋内で子どもが遊べる場所がほしい」という願いから生まれた企画。
小さい頃から楽しい思い出を作り、まちに親しんでもらいたいです。
ママフェスまつもと 高山さん
お手伝いしてくれる方、募集中!
商都松本にぎわい発信プロジェクトをお手伝いしてくれる方を募集しています。
いっしょに盛り上げましょう!
詳しくはこちらから<外部リンク>
問い合わせ
商工課(電話:0263-34-3110 FAX:0263-34-3008)