ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会事務局 > 議会事務局 > 市議会だより/平成30年11月1日号/Vol.183

本文

市議会だより/平成30年11月1日号/Vol.183

更新日:2024年4月25日更新 印刷ページ表示

市議会だよりの編集は、広報部会の議会だより編集班で行っています。

テキスト版 市議会だより

今夏の猛暑を受け、小中学校等へのエアコンの早期設置について活発に論議

平成30年9月定例会は9月3日から9月21日までの会期19日間で開かれました。
市長から提出された27件の議案のほか、3件の請願、4件の議員提出議案を審議しました。

一般質問ハイライト

開明

児童虐待の発生把握と防止対策

井口司朗 平成29年度の全国の児童虐待件数は過去最高の13万3,778件にのぼった。本市の取組み状況は。
こども部長 松本市要保護児童対策地域協議会(注釈1)を設置し、関係者間で適時に迅速な情報共有と対応を行っており、虐待状況の把握、子どもや家庭への包括的支援が行え、虐待予防及び重症化を防ぐ取組みにつながっている。また、該当児童が市外へ転出した場合は、転出先自治体等への情報提供と、必要に応じて家庭訪問等による引継ぎを実施している。

(注釈1)松本市要保護児童対策地域協議会
児童福祉法の規定に基づき、要保護児童の早期発見と適切な保護等を図ることを目的に設置。児童相談所、医師会、警察署など23の関係機関で構成される。

自動運転タウンスニーカー

井口司朗 市内バス路線への自動運転バス導入について見解は。
建設部長 タウンスニーカーでは、運転者が車内で案内を行う等のおもてなしの役割を担っていること、また、市内にバス専用レーンがなく安全確保が困難であることから、現時点で導入は検討していない。しかし、自動運転の普及により、バス運転手不足の解消や人件費削減が期待できることから、国の動向を注視し、将来的に研究していく。

おくやみコーナーの設置

今井ゆうすけ 死亡に伴う市役所での手続きが多く、多課にわたるため、遺族の負担になっている。専用窓口設置の考えは。
総務部長 「おくやみコーナー」は、手続きの必要な課への案内に加えて、死亡に関する市役所の申請書を一括して作成するサービスを行うものであり、遺族の負担軽減に相当な効果があると認識している。市民課内に相談コーナーを設置し、相続に必要な申請手続きの説明や市役所内外の各種手続き窓口を案内しているが、死亡に関する手続きに限らず、ワンストップで申請書の作成ができる総合的なシステムの導入を検討していく。

終活支援の強化

今井ゆうすけ 終活関連情報を市に生前登録することにより、故人の意思を実現することはできないか。
健康福祉部長 各種事業の中で得た緊急連絡先等の情報を基に、個別支援を行っている。人生の最終段階において受けたいサービスやその意思表示を行うことの必要性を広く周知するとともに、先進事例を参考として、支援方法を研究していく。

村井駅整備推進

草間錦也 JR東日本との協議の進捗状況と「村井駅整備推進協議会」からの要望にJR東日本に対するものがある場合の対応は。
建設部長 JR東日本と協力し、整備する施設の規模や施工の範囲、将来の管理区分等を整理している。要望については、JR東日本や庁内の関係部局と実現可能な方策を調査研究し、誰もが使いやすく地域に愛される施設となるよう取り組んでいく。

土地改良区

草間錦也 農業施設の劣化が進んでいるため、補修等に係る市の土地改良補助金の予算を増額すべきと考えるが、見解は。また、県単農業農村整備事業の活用は。
農林部長 農業施設の補修等は、改良区と事業量を相談し予算化しているが、市単土地改良事業補助金は事業費の40パーセントが地元負担となり、事業費の増額は直接地元の負担増につながる。現在、地元負担がなく、老朽化した施設の補修等が対象となる、国の「多面的機能支払交付金制度」の積極的な活用を進めている。
大規模事業に対しては、県単農業農村整備事業の採択を引き続き県に働きかけ、同事業の市負担分についても、事業が採択されたものについて予算化を進めていく。

地域に貢献する人材育成

芝山稔 ICTや人工知能が一層進化する今後において、人材育成が最重要課題と考える。県立高校の学びの改革(注釈2)を踏まえた見解は。
教育長 方針案に「多様化する生徒の学習ニーズや専門教育に応える高校の整備・充実」とあり、中信地区にはない複数の専門学科をもつ総合技術高校の充実もふれられている。数合わせ的な高校再編だけに目を奪われることなく、地域に必要とされ活躍できる人材育成の視点の議論が深まることを願う。

(注釈2)県立高校の学びの改革
本年3月、県教育委員会は「高校改革~夢に挑戦する学び~」実施方針案を策定。その柱は「新たな学びの推進」と「再編・整備」の二つ

松本市立病院の経営改革

芝山稔 (1)病院事業管理者設置の検討、(2)人員配置の最適化と人件費の抑制、(3)外来診療科の見直し、これらに取り組む背景と効果は。
病院局長 (1)4年連続実質赤字の結果から、管理者の強力なリーダーシップのもと執行体制を強化し経営改革を推進する。(2)経営改善から改革へと取組強化するにあたり、病床数、医療機能等に見合った人員配置計画を作成し、最適な職員配置を進め、人件費抑制に取り組む。(3)地域密着型病院への機能転換で外来診療が経営上重要となるため、地域の実情に合う効果的、効率的な外来診療を目指す。

日本共産党松本市議団

市立小中学校普通教室へのエアコン設置

澤田佐久子 来年の夏までに特別教室だけでなく、普通教室にもエアコンを設置すべきと考えるが、見解は。
教育部長 普通教室へのエアコン設置にはかなりの期間を要するため、まずは全校の児童生徒が涼しさを享受できる図書室等の特別教室への設置を優先する。普通教室への設置を早められるよう特別教室への設置計画を3年から2年に短縮するよう検討していく。

市内の児童虐待の件数と対応

澤田佐久子 全国の児童相談所が昨年度対応した児童虐待件数は、統計開始から27年連続で最多を更新している。本市の件数と対応は。
こども部長 児童相談所への相談件数のうち松本市分は、平成28年度は212件、29年度は245件で16パーセントの増加となっている。児童相談所と同行訪問し、家庭の状況を確認したうえで、適切な支援につなげるとともに、松本市要保護児童対策地域協議会(注釈1)において継続的な状況把握を行っている。

ブロック塀解体等への補助制度

犬飼明美 6月の大阪府北部を震源とする地震ではブロック塀が倒壊し、痛ましい事故が発生した。防災の観点からブロック塀解体及び軽量フェンス等新設への補助を求めるが、見解は。
建設部長 平成5年度から緑化事業推進のため生垣助成制度を実施し、そのなかでブロック塀解体の補助を実施している。平成23年度からは防災の観点から補助を増額した。全国的にブロック塀の安全対策が重要視されるなか、補助制度も含めた有効な施策について、他市の状況も踏まえ検討していく。

室内型スケートボード場整備を

犬飼明美 屋外のスケートボード場は、周囲への騒音や天候に左右される等の問題がある。青少年の居場所として、室内型スケートボード場の整備を提案するが、見解は。
建設部長 スケートボードが東京五輪の正式種目となったことで競技熱の高まりも期待できる。今後、競技人口の増加等を注視し、市全体のスポーツ施設整備の中での優先度を勘案しながら、検討課題としていく。

公明党

介護ロボット普及を図る施策

勝野智行 介護現場の人手不足が進むなかで、職員の身体的・精神的負担軽減対策として、介護ロボットの普及を図る施策の検討を求めるが、見解は。
健康福祉部長 介護ロボットは高額であること等から普及が進んでいない。必要性は十分理解しており、今後、導入促進を図るため、国において必要な財源措置がされるよう求めていく。

弘法山古墳周辺一帯の整備

上條美智子 弘法山古墳を文化遺産として後世に残し、語り継ぐため、未調査部分を十分調査し、古墳周辺を一体的に整備するべきでは。
教育部長 弘法山古墳は墳頂部の石室周辺のみを発掘調査後、昭和51年に急きょ国史跡に指定されたため、古墳全体の調査が行われておらず十分な価値の解明と整備ができていない。周辺一帯を「弘法山古墳の史跡ゾーン」として位置付け、学習・観光・健康づくりの拠点として整備することを検討していく。

小中学校におけるLgbt(注釈3)への理解を深める取組み

上條美智子 Lgbtへの無理解によるいじめを防止するため、今後、小中学校においてどのような取組みを進めていくのか。
教育部長 まずは、各学校の人権担当教員と学校単位での研修に取り組み、多様な性を認め合うことの大切さを授業でも学習していく。また、各学校における個別ケアや配慮にこれまで以上に取り組むとともに、児童生徒や保護者が相談しやすい窓口等の設置を検討していく。

(注釈3)Lgbt
「Lesbian」(レズビアン、女性同性愛者)、「Gay」(ゲイ、男性同性愛者)、「Bisexual」(バイセクシュアル、両性愛者)、「Transgender」(トランスジェンダー、出生時に診断された性と自認する性の不一致)の頭文字をとり、セクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の一部の人々を指した総称

誠の会

手話普及のために

若林真一 日常のコミュニケーションツールとして広く使われるように、条例化を視野に入れた普及への取組み、手話に対する理解を促進する取組みが必要では。
健康福祉部長 条例制定の必要性や内容については、聴覚障害者協会と協議し検討していく。
また、広報誌への啓発記事の掲載や小中学校へのチラシの配布を行うとともに、市ホームページの市長定例記者会見等の録画配信に手話通訳者の映像を取り入れること等を検討していく。

土砂災害の周知啓発を

若林真一 松枯れ等による土砂災害のおそれもある。住民が警戒区域について正確に認識することが重要と考えるが、見解は。
危機管理部長 まずは、土砂災害特別警戒区域内に居住する世帯に、居住地がそのような災害の可能性のある区域にあることを直接知らせ、避難行動について説明を行う。その後、土砂災害警戒区域内の世帯にも同様の周知啓発を行っていく。

学校へのエアコン設置

阿部功祐 来年の夏以降も猛暑が心配され、エアコン設置の必要性を強く感じるが、設置には多額の費用もかかる。国の補助制度の状況は。
教育部長 学校施設環境改善交付金にエアコン設置の項目があるが、国の採択優先度は低い状況である。しかし、今夏の暑さを受け、国がエアコン設置の補助等を行う可能性を示唆したとの報道もある。7月下旬に国から来年度の空調設備の設置調査があり、国の補助を取り込み、特別教室への設置を2年で実施できるよう計画書を提出した。

上高地に関わる諸問題 新トンネル建設

忠地義光 上高地公園線は、雨量規制により頻繁に通行が規制される。地元は、孤立対策として、県へ新トンネルの建設(注釈4)を要望したが、見解は。
建設部長 新トンネルの建設は、安心して訪れることができる観光地としての魅力の向上につながるとともに、危機管理の面からも大きな効果が期待できる。地元と協力し、積極的に県へ働きかけていく。

(注釈4)新トンネル
上高地トンネルの上高地側の出入り口から大正池の間に建設を要望している。

上高地に関わる諸問題 市営公衆トイレ改修

忠地義光 大正池、明神、徳沢の3カ所のトイレは極めて利用度が高いが、汲み取り式で、大半が和式の便器であり老朽化が進んでいる。早期の改築整備が必要では。
商工観光部長 地元から早期改修の要望がある。国立公園利用上重要な施設であることから、環境省へ直轄整備の要望を行っている。大正池のトイレは、環境省が直轄で整備を行うことになり、来年度、実施設計が行われる予定である。明神、徳沢のトイレについても関係行政機関と連携を図り、早期の整備に向け取り組んでいく。

上高地に関わる諸問題 管理用道路(注釈5)の整備

忠地義光 平成28年6月定例会の一般質問で「市が先頭に立って進めるという気概を持ち、不退転の決意で実現に向け取り組む」との答弁があったが、今後の取組みは。
建設部長 事業を一層推進させるため、本年10月に上高地対策担当2名の専任化を検討している。また、平成31年4月には建設総務課との兼務を解消し、上高地対策課を安曇支所に設置する組織の見直しを検討している。

(注釈5)管理用道路
公衆トイレの維持管理の他、傷病者の緊急搬送や焼岳噴火時の避難用道路等の防災上の必要性から、徳沢・横尾地区までの梓川左岸に恒久的な管理用道路の整備を検討している。

政友会

新たな工業団地の整備

村上幸雄 松本市工業ビジョン(注釈6)に示された方向性「特性を生かした新たな活力の創造により高い競争優位性をもった地域」に向け、どのような整備手法で対応していくのか。
健康産業・企業立地担当部長 従来の手法に加え、平成29年度から一定の条件のもと、特例による事業用地整備が可能となった。今年策定した松本市工業ビジョンの中で「5年後の中間見直しに一定の方向性を出す」としたが、前倒しで検討を進めていく。

(注釈6)松本市工業ビジョン
松本市のものづくり産業の活性化と持続的な発展を目的に、ものづくり企業、関係機関、行政が協力し、取り組んでいくための指針として、平成30年3月に策定したもの

エアコンの早期設置を

宮坂郁生 学校における熱中症対策としてエアコンの早期設置を望むが、見解は。
教育部長 小中学校すべての教室に設置する場合、総事業費は数十億円と見込む。国の補助を取り込むことを前提に9月補正予算への計上を検討したが、補助内容が明らかになっていないことなどから見送った。国の動向を注視しながら12月補正予算への計上を検討し、計画的に設置を進めていく。

子どもが安心して暮らすために

宮坂郁生 各地区ではボランティアの見守り隊が活動しているが、その数と活動内容は。また、市との連携は。
こども部長 各地区で把握できているのは63団体654人と個人74人。登校日の朝を中心に通学路の危険箇所に立ち、声がけするなどの活動をしている。不審者情報があった際に特別見守り活動を実施している地域もある。全てを把握できてはいないが、活動の中で発見された問題は地域づくりセンターや学校などに報告され、その都度連携をとって対応している。

新型プラネタリウム

柿澤潔 導入されるプラネタリウムの特徴的な仕様と子どもたちへの活用方法は。
教育部長 世界最小・最新式の光学式投影機とデジタル式投影機を統合したハイブリット方式により、9,500個の恒星や天の川を鮮明に映し出すことができる。また、小学生の高学年からオリジナルのプラネタリウム作品が自主制作できるようになるなど、今までにない新しい魅力が創出される。

世界遺産登録を目指す松本城

柿澤潔 耐震補強が必要とされているが、今後の耐震工事計画をどのように策定していくのか。
教育部長 有識者からなる専門委員会を設置し、耐震対策のあり方を検討している。これまでの検討の結果、多くの課題が指摘されており、課題解決のためにはまだ多くの時間がかかる。今後も検討を進め、市内の重要文化財建造物の耐震補強工事のスケジュールとも整合を図りながら、基本計画の策定に取り組んでいく。

みんなの未来

都市計画事業の継続性

小林あや 本市の都市政策は、これまで城下町再生事業等を中心に代々継続されてきた。残念ながら松本城の外堀復元は未来に託すこととなったが、都市計画事業の継続性について市長の見解は。
市長 これまでも重要施策については慎重に進めてきたが、継続事業については、議会や市民の意思を尊重し、着実に実行していくことが望ましいと考える。
松本城周辺の各事業についても、議会での議論を重ね、各種計画策定に当たっては、市民の意見を聞き、最善の結果を求めて事業を進捗することが市長の役割であり、その結果、行政の継続性が維持されていくものと考える。

松本地域で発生したリンゴ黒星病(注釈7)の予防対策

小林あや 県外から購入した苗が感染源とされており、JAに属さない個人農家への指導を求める声があるが、対応は。また、リンゴ黒星病を「りんご腐らん病まん延防止条例」に盛り込むことができないか。
農林部長 個人農家についても、県松本農業改良普及センターの情報により、JAが組合員と同様の対策を講じ、耕作放棄地については市が現地調査を実施した。
リンゴ黒星病を「りんご腐らん病まん延防止条例」に盛り込むことについては、耐性菌が活性化する秋以降に判明する感染状況を見極め、県や周辺市村の動向を踏まえて検討していく。

(注釈7)リンゴ黒星病
糸状菌(カビ)による病害で、リンゴの葉や果実にすす状の病斑を生じ、落葉、落果、裂果を引き起こす。今年、リンゴ黒星病の基幹防除薬剤が効かない耐性菌が長野県で初めて確認された。

松本城の堀しゅんせつ(注釈8)工事

宮下正夫 5年前の堆積泥のしゅんせつ工事以降実施されていないが、その理由は。
教育部長 平成25年に内堀の一部で実施したしゅんせつは、前年の夏に内堀の水位が低下し、堀の堆積物が広範囲に露出したことから、応急的な対策として実施したものである。継続実施を考えたが、3万平方メートルを超える堀のしゅんせつの実施にあたっては課題があったため、これまで工法やしゅんせつ土の処理方法等について調査、研究を進めていたが、工事着手には至らなかった。

(注釈8)しゅんせつ
河川・港湾・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去ること

浅間温泉の歴史や文化を語る松門文庫(注釈9)

宮下正夫 保存活用を強く望む。活用の可能性と保存に向けた対応について見解は。
教育部長 保存し活用していくことは、浅間温泉の魅力を高め、地域住民が地域に誇りを持つことにつながり、街の活性化にも寄与すると考える。地域住民が主体的に保存活用することにより、価値ある文化財が光を放つと考えており、取組みに対しては可能な限り支援していく。
また、建物の主体構造は100年を経ても大きな問題がなく、内部補修等の工事を行えば活用が可能であると専門家から指摘を受けており、一定の改修が実現できれば、長野県宝の指定にも取り組んでいく。

(注釈9)松門文庫(しょうもんぶんこ)
蚕種業が盛んであった旧本郷村浅間の業者「たまりや」を経営する二木秀一の養子二木洵(ふたつぎまこと)が、開智学校の前身である筑摩県学の設置等に携わった父窪田畔夫(くぼたくろお)の松本地域への貢献を世間に伝え、さらにその蔵書を市民に公開するため、大正8年に現在の浅間温泉に建てた和洋折衷の建物。当時の松本の製糸業の繁栄を示している。

常任委員会審査の概要

総務委員会

議案第19号「工事請負契約の締結について(平成30年度筑摩雨水幹線貯留施設新設工事)」 可決

庄内3丁目に筑摩雨水幹線貯留施設を新設する工事で、一般競争入札を行った結果に基づいて契約を締結しようとするもの

委員 新設する施設の整備基準は。
 10年に1度の確率で発生する降雨に対応することを整備基準としている。

教育民生委員会

議案第10号「松本市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」  可決

松本市立病院の一般病床数を209床から193床に見直すもの

委員 病院数が多い松本地域において、公立病院として存続するため、さまざまな改革をしていかなくてはならない。その第一歩が病床数の見直しであるので、これからの取組みを見守りたい。
委員 地域に密着した公立病院としての役割を考慮し、患者を受け入れられないことがないよう求める。
委員 人員配置の適正化や診療科の見直しなどの問題も含め、地域住民からの意見も聴きながら、今後の病院のあり方について検討を求める。

経済地域委員会

請願第6号「県に主要農産物種子条例の制定を求める請願 」 採択

主要農作物種子法が本年4月1日に廃止されたことに伴い、将来にわたって優良な種子の安定供給や県産農作物の品質確保が図られ、農業者や消費者の不安が払拭されるよう、長野県独自の条例制定を求めるもの

委員会意見 内容は妥当であると認める。

建設環境委員会

議案第2号「松本市上下水道事業経営審議会条例 」可決

水道及び下水道施設の老朽化に伴う更新投資の増大、人口減少に伴う料金収入の減少など、今後の経営見通しをふまえ、専門家や利用者の意見を経営に反映することを目的として新たに経営審議会を設置するもの

委員 将来の料金改定等を見据え、経営の見える化につながるため、設置に賛成する。
委員 設置する審議会が単なる追認機関にならないよう、活発な議論ができる場となることを求める。
委員 公営企業である上下水道局の経営に関する審議会の設置には反対する。

9月定例会

意見書

可決になったもの

実現に向けて国会や関係行政庁に送付しました。

  • 国の責任による35人学級の推進及び教育予算の増額を求める意見書
  • 私立高校への公費助成に関する意見書
  • 長野県主要農作物種子条例の早期制定を求める意見書
  • 地方財政の充実・強化に関する意見書

陳情

採択になったもの

私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書

決算特別委員会を開催

9月定例会で継続審査とした平成29年度決算議案について、9月27日から4日間にわたり審査しました。委員会の様子は、ホームページで録画配信しています。

委員長 青木豊子
副委員長 田口輝子
今井ゆうすけ、川久保文良、中島昌子、犬飼信雄、阿部功祐、
柿澤潔、宮下正夫、近藤晴彦、南山国彦、池田国昭

第2回臨時会

第2回臨時会が7月18日に開かれ、「工事請負契約の締結について(松本市四賀運動広場造成工事)の議決更正について」等3件の市長提出議案をいずれも原案どおり可決しました。

傍聴にお越しください

本会議、委員会及び委員協議会など議会の会議は公開しています。ぜひ傍聴においでください。
お子様連れでも安心して傍聴いただけます。
議場ロビーにある「議会子ども控室」で保育士がお子さんをお預かりします。
対象 1歳以上就学前のお子さん
料金 無料
利用方法 利用する1週間前までにご連絡ください。
申込み先 議会事務局
電話(34―3210)又はながの電子申請サービスでお申し込みください。

平成30年12月定例会の予定

平成30年12月定例会の予定
月日 会議名等
12月3日(月曜日) 本会議(開会)
12月4日(火曜日) 請願・陳情提出期限
12月10日(月曜日)から12日(水曜日)まで 本会議(市政一般に対する質問)
12月13日(木曜日)から19日(水曜日)まで 委員会審査等
12月20日(木曜日) 本会議(閉会)

※上記の日程は、変更となる場合があります。

子ども未来委員会へ出前講座を行いました(平成30年8月9日実施)

議会の仕組み・議員の仕事に関する学習会や『今よりもっといい松本にするにはどうしたらいいか』をテーマに意見交換を実施しました。
議場見学では目を輝かせ、はしゃぐ子どもたちの様子が印象的でしたが、意見交換会では一変して鋭い質問や市に対する意見要望が出され、その真剣な姿に感心しました。
子どもたちからは、「議員の仕事を分かりやすく教えてもらった」「松本市の課題について一緒に考えることができてよかった」などの感想が聞かれました。

常任委員会行政視察

それぞれの所管事項に関する課題について先進地の視察を行いました。
各委員の行政視察報告は、議会事務局または市議会ホームページで閲覧いただくことができます。
総務委員会 「鹿児島市・松本市 文化・観光交流協定」「世界文化遺産登録」【鹿児島県鹿児島市】他
教育民生委員会「かわさき宇宙と緑の科学館」「川崎市子ども夢パーク」【神奈川県川崎市】他
経済地域委員会「九州オルレ唐津コース」【佐賀県唐津市】他
建設環境委員会「市営住宅の子育て世帯向けリノベーション」「空き家対策」【京都府京都市】他

議員研修会(平成30年8月20日開催)

「これからの病院経営のあり方について」と題し、丸子中央病院院長の勝山努氏にご講演いただきました。

市議と語ろう!議会報告会

松本市議会は、市民の皆さまと市政の課題を共有し、よりよいまちづくりを進めるため、議会報告会を開催します。多くの皆さまのご来場をお待ちしています。

日時

平成30年11月20日 (火曜日) 午後7時から午後9時まで

内容

  1. 議会の活動報告(市政の懸案事項について)
  2. 地域づくりに関して、3つのテーマごとグループに分かれて意見交換をします。
    • (1)防災
    • (2)高齢者と子どもの見守り
    • (3)地域の活性化

会場(2会場で行います。事前申込みは不要です。直接会場へお越しください。)

音楽文化ホール 小ホール(松本市大字島内4351番地 電話47-2004)
参加議員(議席順)

  • 勝野智行
  • 川久保文良
  • 田口輝子
  • 中島昌子
  • 村上幸雄
  • 上條温 
  • 小林あや
  • 上條俊道
  • 犬飼信雄
  • 澤田佐久子 
  • 宮坂郁生
  • 忠地義光
  • 芝山稔
  • 宮下正夫
  • 大久保真一

寿公民館 大会議室(松本市大字寿豊丘424番地 電話58-2038)
参加議員(議席順)

  • 今井ゆうすけ
  • 青木崇
  • 若林真一
  • 吉村幸代
  • 井口司朗
  • 上條美智子
  • 阿部功祐
  • 犬飼明美
  • 柿澤潔
  • 青木豊子
  • 近藤晴彦
  • 南山国彦
  • 草間錦也
  • 太田更三
  • 池田国昭

議会だより配信アプリの登録を

スマートフォンやタブレット端末で議会だよりを読むことができます。

中信四市議会議員研修会(平成30年10月5日実施)

毎年、大町市、塩尻市、安曇野市の市議会議員とともに研修会を行っており、今年度は松本市で開催しました。

講演会 「地方創生時代の議会の役割―議員活動と議会活動―」
早稲田大学名誉教授
同マニフェスト研究所顧問
北川 正恭 氏

議会のうごき

  • 8月1日から8月3日まで 常任委員会視察(総務・建設環境委員会)
  • 8月21日 委員協議会(教育民生・経済地域委員会)
  • 8月22日 委員協議会(総務・建設環境委員会)
  • 8月27日 議会運営委員会
  • 8月28日から29日 議会運営委員会視察
  • 9月3日 議員協議会
  • 9月3日から9月21日まで 9月定例会
  • 9月18日 基幹博物館建設特別委員会
  • 9月19日 市立病院建設特別委員会
  • 9月27日から10月2日まで 決算特別委員会
  • 10月9日から10日 議会運営委員会視察
  • 10月15日 委員協議会(総務・経済地域委員会)
  • 10月16日 委員協議会(教育民生・建設環境委員会)
  • 10月22日から23日まで 市役所新庁舎建設特別委員会視察
  • 10月24日 議会運営委員会
  • 10月31日 第3回臨時会

編集後記

今年の夏は「豪雨・台風・地震」と大規模な災害が発生し、さらに「災害」といわれる「酷暑」にも見舞われました。私たちも他人ごとではありません。「備えあれば憂いなし」、常日頃の「防災」への備えの重要性を改めて感じます。
収穫の秋も終わり、これから冬に向かいますが、大雪にならないことを願います。
広報部会 議会だより編集班
部会長 芝山稔
副部会長 上條美智子
若林真一
吉村幸代
村上幸雄
南山国彦

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

松本市AIチャットボット