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松本市森林長期ビジョンを策定しました
松本市森林長期ビジョンの策定経緯
松本市森林再生市民実行会議からの提案を受けて、市民の森林への関心を高め、松本市の将来の森林を考える機会を創出するため、市民と森林を近づけるイベント、フォーラムを開催しながら市民の声を集め、松本の森林再生につながる「松本市森林長期ビジョン」を松本市森林再生市民会議とともに令和4年度から令和6年度にかけて策定しました。
松本市森林長期ビジョンとは
松本市は、市の面積の80パーセントが森林であり、多様な森林に恵まれた街ですが、一方で松枯れ被害の拡大や、森林と市民との関係が希薄になっている等の課題があります。
そこで、森林と市民との関係を見つめなおし、市民目線で50年先までの理想とする森林と市民との“かかわり”の将来像を描くことを目的に、森林長期ビジョンを策定しました。
目指したい松本市の森林の姿(イメージ図)
将来像を達成するための基本施策
アンケートやイベントにて集めた市民の意見では、森林の利活用、多様な機能の発揮に期待している様子が伺えました。他にも新たな森林の価値が見直されている中、意見を踏まえて、「市民と森林との“かかわり”の将来像」について5つのテーマを掲げました。
将来像の実現を目指した取り組みにより、持続可能な形で山の恵みを生かした豊かな暮らしを目指していきます。
テーマ1 市民と森林がふれあう機会をつくる
テーマ2 地域の木材を森林のくらしにとり入れる
テーマ3 来訪者にも誇れる景観・自然を守り育てる
テーマ4 市民の暮らしを支える森を守る
テーマ5 森を知って、森を育てる
それぞれのテーマの実現に向けた取り組み内容については本編38ページをご覧ください。
松本市森林長期ビジョンの推進について
推進体制は全ての市民が関わり、推進していくことが重要です。
それを推進する市民団体が、令和7年度より設立されます。
また、ビジョンの実現のためには市の森林整備や森林の利活用に関わる計画等への反映と実行が重要となるため、松本市としてもビジョンに基づく積極的な政策の展開を図ります。
松本市森林長期ビジョン 概要版 [PDFファイル/1.58MB]