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松本市の地震動と地盤の相関に関する共同研究について

更新日:2014年7月17日更新 印刷ページ表示

 平成23年6月30日に発生した長野県中部の地震では、震央とされた場所から遠い場所でも、強い揺れを感じた場所があり、被害が報告されていることから、地盤の特性を明らかにするため、松本市と信州大学(代表 小坂共栄特任教授)との共同事業を実施してきました。
 「松本市の地盤図」や「揺れやすさマップ」などを含む平成25年度報告書がまとまりましたので、その内容について報告します。

研究内容

 ボーリングデータ約2千本を収集して、地震の揺れに大きく影響する表層面の地盤データ(地盤図)を作成し、地震の揺れに対する地盤の特性を明らかにしたものです。

実施期間

平成24~25年度

年度別調査概要

24年度

  • 体感震動アンケート調査結果をもとにした市内全域の震度分布図の作成
  • アンケート自由記述欄(約8,000件)の整理・解析
  • 地盤と揺れの相関を明らかにするためのボーリングデータの収集・整理
  • 微動アレー探査による地下深部構造調査・解析

25年度

  • 地盤と揺れの相関を明らかにするためのボーリングデータの整理
  • 微動アレー探査による地下深部構造調査・解析
  • ボーリングデータに基づく松本市地域の地盤図作成
  • 地盤データ(地盤図)に基づく揺れやすさマップの作成

平成25年度の調査結果

 (報告書から抜粋した「松本市の地盤と揺れやすさマップ」はこちら)

松本市の地盤と揺れやすさマップ

平成25年度 調査結果報告書

一括版

分割版

表紙、目次
  1. 調査の経緯
  2. 調査データとりまとめの手順
  3. 参考文献

平成24年度の調査結果

 約20,000件の体感震度アンケート調査結果を、気象庁震度階級関連解説表に基づき統計的に整理し、解析した結果は次のとおりです。

解析概要

  1. 本震を起こした断層(塩尻北インター付近から北西へ約5km付近)に対して西側よりも東側で強く揺れたと感じたエリアが広い。
  2. 東側の震度5強のエリア内のところどころに震度6弱と感じたエリアが存在する。
  3. 中心市街地に島のように周辺よりも強く揺れたと感じたエリアがある。
  4. 中心市街地の強い揺れを感じたエリアは、軟弱地盤が厚いエリアと一致するが、その他の強い揺れを感じたエリアでは、従来得られている地盤情報と必ずしも一致していない。

体感震度アンケート調査による自由記述の主な意見

  1. 4月頃から直下型の地震の揺れを感じ、通常ではない音とともに揺れた。
  2. 3月11日以降、6月30日までドスンという揺れが何回もあったが、何のニュースにもならなかった。
  3. 4月くらいからズドンという揺れが何回かあったが、震度では表されなかった。
  4. 毎日ドンと突き上げ地震があって不安だった。近所でも毎日話題になっていた。

平成24年度 調査結果報告書

一括版

分割版

表紙・目次
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