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焼岳の噴火警戒レベル

更新日:2023年4月1日更新 印刷ページ表示

噴火警戒レベルについて

 噴火警戒レベルは、火山活動の状況について、噴火時等にとるべき防災対応を踏まえて5段階に区分したものです。
 各レベルには、「避難」、「避難準備」、「入山規制」等の火山の周辺住民、観光客、登山者のとるべき防災行動が一目でわかるキーワードを設定しています。

焼岳の噴火警戒レベル

種別

対象
範囲

噴火警戒レベル(キーワード)

火山活動の状況 住民等の行動及び登山者・入山者等への対応 想定される現象等
特別警報 居住地域及びそれより火口側

5
(避難)

居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある。 危険な居住地域からの避難等が必要。

噴火が発生し、火砕流、溶岩流、融雪型泥流(積雪期の場合)が居住地域到達、あるいはそのような噴火が切迫している。
過去事例

  • 約4000年前の噴火(下堀沢溶岩流の噴火)
  • 約2300年前の噴火(円頂丘溶岩・中尾火砕流の噴火)

4
(高齢者等避難)

居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される(可能性が高まっている)。 警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
  • 溶岩流出あるいは溶岩ドームの形成
  • 火砕流、溶岩流、融雪型泥流(積雪期の場合)が居住地域まで到達するような噴火の発生が予想される
  • 火砕流、溶岩流が発生し、噴火がさらに拡大した場合には居住地域まで到達すると予想される

過去事例

  • 約4000年前の噴火(下堀沢溶岩流の噴火)
  • 約2300年前の噴火(円頂丘溶岩・中尾火砕流の噴火)
警報 火口から居住地域近くまで

3
(入山規制)

居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。

住民は通常の生活。
状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
登山禁止・入山規制等危険な地域への立入規制等。

大規模な水蒸気噴火が発生し、火口から概ね2キロメートルまで噴石が飛散
過去事例
1915年:水蒸気噴火が発生し、爆風により火口から1キロメートル程度で倒木

火口周辺

2
(火口周辺規制)

火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。

住民は通常の生活。
火口周辺への立入規制等。

小規模な水蒸気噴火が発生し、火口から概ね1キロメートルまで噴石が飛散
過去事例
1962年:水蒸気噴火が発生し、噴石が旧焼岳小屋まで飛散

予報 火口内等

1
(活火山であることに留意)

火山活動は静穏。
火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。

状況に応じて火口内への立入規制等。住民は通常の生活。

火山活動は静穏、状況により火口内及び火口近傍に影響する程度の噴出の可能性あり

※より具体的な火山防災行動については、「焼岳火山防災計画」に掲載されています。

 「焼岳の噴火警戒レベル」リーフレット(気象庁) [PDFファイル/482KB]

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