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【広報まつもとR7.7月号 巻頭特集】環境にやさしい給食の日
今、松本の給食はおいしいと、小・中学生から好評です。
松本市ではジモト食材を取り入れる取り組みを進めています。子どもたちに安全でおいしい食材を提供するだけではなく、農業の活性化にも繋げていきます。
今年で2年目 環境にやさしい給食の日
(7月7日~7月14日)
「環境にやさしい給食の日」とは?
無農薬・低農薬の農産物で作る献立を市内の学校給食で提供し、ジモト食材を味わって児童・生徒が給食を通して地域のこと・環境のことを考える日です。
なぜ環境にやさしい?
- 無農薬・低農薬は人や生物にやさしい
- 生産地と消費地が近く、輸送時のCO2(二酸化炭素)を削減できる
昨年の献立
米と野菜の松本産&県内産の使用率 100%
白米
金芽米(松本市)
鶏肉のねぎねぎソース
福味鶏(長野県)、長ネギ(松本市)、にんにく(長野市)
カラフル大根のツナサラダ
キャベツ(松本市)、大根(松本市)、紫大根(長野市)、紅くるり大根(長野市)
環境にやさしい野菜の具だくさんみそ汁
にんじん(松本市)、じゃがいも(松本市)、もやし(駒ヶ根)、はくさい(長野市)、えのき(須坂市)
給食センターの想い
おいしい給食を、いっぱい食べてください!
調理員さんから
いつもより手間をかけ、丁寧に洗って、切って、調理しています。
調理員さん
栄養教諭から
食材はどこで育てられて、どうやって届き、調理されて、目の前にあるかを知ってほしいです。
地元の食材を食べることは松本地域の農業を守り、地球を守ることだと気づいてくれることを願っています。
栄養教諭 荻上さん
生産者の想い
食べることが地域の元気につながります!
給食にキャベツを提供しているNPO法人あぐり奈川
地元の新鮮な食材を市内の子どもたちに知って、食べてもらう、地産地消の入口として学校給食はとても適しています。
奈川産キャベツのおいしさを広く知ってもらうことで「農業」という仕事ができ、地域が活性化します。
環境にやさしい給食の日は、前日に収穫した新鮮なキャベツをお届けします。ぜひ味わってください。
NPO法人あぐり奈川 理事長 田中さん
奈川産キャベツのおいしさ
奈川の標高は1,000メートル以上でおいしいキャベ ツを育てるのに適した冷涼な気候。松本地域の気温の日較差で柔らかくて甘いキャベツができる!
今年から年2回になりました!
- 近隣の小規模農家からの集荷に、配送業者が協力
- 市内の小中学生に18,000食を作る給食センターでまとまった量の食材を確保
普通の給食もジモト食材の利用を進めています!
学校給食 松本地域産農作物の利用率(主要野菜15品目)
R3:19.3% → R6:25.5%
もっと地産地消を進めやすい施設へ
給食センター再整備 今ある5施設を4つに編成
これまでの大規模型(3本献立)から中規模型(2本献立)になり調理の工程・動線を効率化
地元の食材を取り入れながら、バラエティー豊かなメニューを提供
おまけ イマドキの人気献立
問い合わせ
学校給食課
電話:0263-86-1130 FAX:0263-86-1150