ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財課 > 発掘された松本2020

本文

発掘された松本2020

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

発掘された松本2020

令和3年2月13日(土曜日)にMウイングで開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大により、会場開催ではなく動画配信(Youtube松本市公式チャンネル)による開催方式へ変更しました。
初めての動画配信でしたが、発掘調査担当者が視聴する方と向き合うように発掘調査成果を解説するスタイルに、多くの方がお楽しみいただけたようです。

発掘調査報告の動画配信(Youtube松本公式チャンネル)

令和3年2月19日から令和4年1月31日まで公開予定

報告会Youtube サムネイル<外部リンク>
このサムネイルが目印です!

動画は4本あります

報告名をクリックすると、それぞれの動画に直接リンクします。

報告1 46年ぶりに3世紀のまつもとの王墓の墳丘を探る

史跡弘法山古墳第2次調査

弘法山古墳は、3世紀末に造られた、東日本で最古級の前方後方墳のひとつです。令和2年度から始まった再整備事業の一環として、昭和49年(1974年)以来2回目となる発掘調査を行いました。第1次調査は埋葬施設の調査が中心でしたが、第2次調査では古墳の正確な形や大きさなどを確認することが目的です。古墳後方部に細長い溝を掘り、古墳の裾の部分(端の部分)などを確認しました。

報告2 大形住居から見つかった謎の大石

堀の内遺跡第5次調査・兎川寺遺跡第2次調査

堀の内遺跡と兎川寺遺跡は、里山辺にある遺跡です。公民館の建設と道路を広げる工事に伴って発掘調査を行った結果、平安時代と中世の建物の跡が見つかりました。その中には、大きな石を据えた大形の住居跡があり、古代の信仰に関わる「磐座(いわくら)」のようなものと考えられる、非常に珍しいものであることが分かりました。

報告3 修理を繰り返し、大切に使われ続けた「水の道」

松本城三の丸跡土居尻第13次調査

松本城三の丸跡土居尻は、内環状北線整備事業に伴い二の丸交差点内を発掘調査しました。この場所を江戸時代の絵図で確認すると、外堀の水を流す水路が描かれています。水路の西側は平成28年~30年(2016年~2018年)に発掘調査を実施しており、第13次調査では、水路の東側を確認することができました。その結果、水路が江戸時代から昭和30年(1955年)頃まで、修理されつつ連綿と使われ続けてきた様子がわかりました。

報告4 古墳時代の集落跡を発見!

県町遺跡第21次調査

県町遺跡は、あがたの森公園や蚕糸記念公園などがすっぽり収まる大きな遺跡です。あがたの森通りの拡幅工事に伴い、第21次調査を実施しました。発掘調査の現場からは、弥生時代から中世にかけての住居跡と、煮炊きの土器、カメなどの遺物が出土しました。また、現在は500メートルほど南にある薄川が、かつてこの場所を流れていた跡も見つかりました。

レジュメのダウンロードはこちらをクリック!

こちらをクリックすると、報告会レジュメをダウンロードできます。このページのトップに戻る

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

松本市AIチャットボット