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長野県天然記念物梓川のモミの保護事業を実施しました
更新日:2021年12月20日更新
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梓川のモミは、大宮熱田神社の境内にある樹齢600年の巨木です。樹高はかつて43メートルありましたが、積雪による枝折れなどにより段々と低くなっています。
令和2年3月と令和3年1月の積雪により枝折れがあったため、令和3年度、長野県及び松本市の補助金を活用し、枝折れ部分の養生や腐朽部の処理などを実施しました。
このページでは、事業の概要についてお伝えします。
積雪による枝折れの状況(令和2年3月)
枝折れした幹の部分 折れ落ちた枝
春先の重たい雪で折れてしまいました。折れた枝の直径は最大36センチメートル、長さは8.2メートルあり、根本付近にあった石灯籠などが壊れてしまいました。
作業前の様子(令和3年11月)
作業前の様子 頂部の様子
樹高は約35メートルです。
作業の様子
枯れ枝の剪定 腐朽した幹の除去
同 同
腐朽した幹を少しずつ伐っていきます。
作業完了状況
伐採した幹や枝 頂部の様子