本文
城山公園
更新日:2021年12月20日更新
印刷ページ表示
(読み方)じょうやまこうえん
城山公園開設の碑
- 指定等区分 松本市特別名勝
- 指定年月日 令和2年1月28日
- 種別 公園
- 所在地 松本市大字蟻ケ崎1219の一部、1221-2
- 所有者 国(市管理)
- 時代区分 江戸時代以降
江戸時代以来の住民憩いの場
城山公園は、明治6年の太政官布告第16号に基づく公園として、明治8年10月に現在の長野県内で最初に指定された公園の一つです。その起源は天保13年(1842年)に松本城主戸田光庸(みつつね)が領民から幕府領御預100年の祝賀を受け、その報謝として翌年犬甘城址(いぬかいじょうし)に桜や楓を植樹して領民に開放したのが始まりとされ、市民の憩いの場としての歴史も長いものがあります。
開設当初より松本市街地はもちろんのこと安曇野や北アルプス、美ケ原等の景観を一望できる景勝地として200年近くにわたって市民に親しまれており、桜や楓などの花木を愛でる場所でもあります。浅井冽、杉田久女、窪田空穂など地元ゆかりの歌碑も多く設置されています。
※犬甘城址についてはこちら