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重要文化財 旧松本高等学校とヒマラヤスギの共存

更新日:2026年5月27日更新 印刷ページ表示

あがたの森公園の北西に位置する重要文化財旧松本高等学校の本館・講堂とヒマラヤスギは、「学都松本」の象徴として市民をはじめ観光客の皆さんにも親しまれています。
大正の開校時から共に時を刻んできたこの二つの「たから」が、いま、深刻な状況を迎えています。
   

どちらも大切  建物とヒマラヤスギ

重要文化財旧松本高等学校本館と講堂は、卒業生の尽力により今も残り、現在は社会教育施設として活用されています。また松高開校直後に植えられたヒマラヤスギは大きく育ち、「あがたの森」と呼ばれ、松本市を代表する公園のシンボルとして市民に親しまれています。

旧松本高等学校

学校建築

迫りくる危機

植樹から約100年を経て大きく育ったヒマラヤスギは、樹間が狭く樹勢が衰え、成育に支障をきたしています。また、枯れ枝の落下や倒木などの危険があり、重要文化財である校舎を傷めてしまう恐れがあります。

校舎を傷めるヒマラヤスギ

ヒマラヤスギ並木

二つの「たから」を後世に引き継ぐために

本館北側と西棟西側のヒマラヤスギは、3メートルほどの狭い間隔で2列に植栽され、建物との距離が3メートルに満たない場所もあります。樹間が窮屈で樹勢が衰えている箇所は、枯死を防ぐため、近接したヒマラヤスギを間伐し、樹勢回復を図る必要があります。
こうした管理を適切に行い、建物とヒマラヤスギの並木の素晴らしい景観を後世に伝えていきます。
       

連続講座・フォーラム ~松本のたからを未来に残すために~

建物と緑の価値を理解し、共に輝き続ける「たから」を良好な状態で後世に残していくために何をすべきか、皆さん、一緒に考えませんか。
会場は、いずれもあがたの森文化会館です。
   

【連続講座( 最終回)】 「~あがたの森の景観を守るために~校舎とヒマラヤスギの良好な関係を考える」

日時:6月7日(日曜)14時00分〜15時30分
講師:松本市文化財審議委員会委員 小山 泰弘 氏

 

【フォーラム】 「重要文化財旧松本高等学校とあがたの森公園の自然との共存」

日時:7月26日(日曜) 13時30分〜16時00分
〔パネリスト〕
松本市文化財審議委員会委員(建築史) 梅干野 成央 氏
松本市文化財審議委員会委員(建築設計) 米山 文香 氏
信州野鳥の会 顧問/アルプス草笛会 会長 上條 恒嗣 氏
松本市文化財審議委員会委員(自然「植物」) 小山 泰弘 氏
梅干野氏、米山氏の講演に加え、講師4名によるパネルディスカッションの2部構成です。

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