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献血・献眼・献腎の三献運動は、多くのみなさんの善意により病気やケガで苦しむ人たちを救う、愛の助け合い運動です。
松本市では、平成9年3月に全国に先がけ、献血・献眼・献腎の三献運動推進都市宣言を行い、この運動を市民あげて推進しています。みなさんの温かいご協力をお願いいたします。
血液は、人工的に造ることはできません。病気やけがで苦しんでいる方々を救うためには、健康な方の血液が必要不可欠です。
献血には、全血献血と成分献血があります。
血液中のすべての成分を献血していただく方法です。
所要時間 30分~40分程度
特定の成分を献血し、赤血球は体内に戻す方法です。
所要時間 40分~90分程度
献血いただく方の健康を守るために、年齢や体重等のさまざまな基準を設けています。下記リンクをご覧ください。
長野県赤十字血液センター<外部リンク>
献血は、主に献血ルームと献血バスで受け付けています。
献血いただく方が、快適で安心して献血できる環境を整えています。
松本献血ルームについて詳しくは、下記リンクをご覧ください。
長野県赤十字血液センター<外部リンク>
献血に必要な機材を搭載した献血バスが、事業所や学校、ショッピングモールなどさまざまな場所へ行き、献血を実施します。献血バスでは全血献血のみ実施しています。献血会場は下記リンクをご覧ください。
角膜は、眼球の黒目の表面を覆っている透明な膜です。病気や外傷で白く濁ってしまった角膜を透明な角膜と取り替えて、失った視力を回復させる手術を角膜移植といいます。角膜移植は、死後、眼球を提供してくださるドナーがいなければ成り立たない手術です。
角膜移植の方法でしか視力を回復できない方がたくさんいます。角膜の提供(献眼)は、角膜が透明であれば年齢に関係なくできます。
角膜移植がスムーズに行われるよう、角膜を提供してくださる方にあらかじめアイバンクへの登録をお願いしています。登録手続きは、アイバンク協会、地域のライオンズクラブへ連絡してください。
アイバンクについて詳しくは、下記リンクをご覧ください。
長野県アイバンク・臓器移植推進協会<外部リンク>
献眼は、アイバンクへの登録のほかに臓器提供意思表示カードや健康保険証、運転免許証等の書面による本人の意思表示、もしくは本人の意思表示が確認できない場合でも家族の承諾により提供が可能です。
亡くなられた方がアイバンクの登録カードを所持していたら、カードに記載されているアイバンク又はライオンズクラブへご連絡ください。
亡くなられた方が臓器提供意思表示カードや健康保険証、運転免許証等による提供の意思表示をしている場合も提供できます。地域のアイバンク又はライオンズクラブへご連絡ください。
ご本人が登録されていなくても献眼は可能です。亡くなられたときにご遺族の皆さまで献眼について話し合われた結果、献眼するに至った場合は、地域のアイバンク又はライオンズクラブへご連絡ください。
献眼について詳しくは、下記リンクをご覧ください。
長野県アイバンク・臓器移植推進協会<外部リンク>
病気により腎臓の機能が低下すると「腎不全」となり、病状が進行すると透析療法が必要となります。適合する腎臓が提供されれば腎移植を受ける方法があります。腎移植には、生体腎移植と献腎移植があります。
生体腎移植は、親、子、兄弟などの親族、または配偶者から腎臓2個のうち1個の提供を受け移植します。
献腎移植は、脳死後または心停止後の方で、生前に書面で本人の臓器提供の意思がある場合、もしくは本人の意思が確認できない場合でもご家族の承諾がある方から臓器提供されます。
献腎は、臓器提供意思表示カードや健康保険証、運転免許証等の書面による本人の意思表示、もしくは本人の意思表示が確認できない場合でも家族の承諾により提供が可能です。
献腎をはじめ、臓器移植を行うためには、臓器を提供してくれるドナーの存在が必要不可欠です。臓器移植について自分の意思が尊重されるために、家族と一緒に話し合って意思表示をしておきましょう。
運転免許証をお持ちでない方、健康保険証に記入欄がない方は、臓器提供意思表示カードにご記入ください。カードは、松本市健康づくり課、各保健センター窓口にあります。
運転免許証や健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)への臓器提供意思表示欄設置が進んでいます。自分のものを確認し、意思表示欄があれば、なるべく意思を表示しましょう。
インターネットから意思表示の登録ができます。下記リンクをご覧ください。
献腎について詳しくは、下記リンクをご覧ください。
日本臓器移植ネットワーク<外部リンク>
松本市が目指す三献運動推進都市の実現のため、献血・献眼・献腎の三献運動の普及・啓発活動を進める団体です。ライオンズクラブ、医療・福祉等の37団体で構成しています。
三献運動推進市宣言及び協議会構成団体 [PDFファイル/156KB]
献血・献眼・献腎の三献運動の推進を目的に年1回開催しています※。献血・献眼・献腎をテーマとした講演や著名人の講演などを行っています。
献眼をテーマとした講演
パンフレット「第27回三献運動推進市民大会」 [PDFファイル/262KB]
毎年12月を三献運動推進月間と定めて、普及啓発活動を行っています※。
令和6年12月12日(木曜日)午前7時30分から8時30分までJR松本駅、JR北松本駅及びJR南松本駅の駅前広場で、街頭啓発活動を実施しました。
臓器提供意思表示説明用リーフレット及び三献運動啓発用ポケットティッシュを2,500人の方へ配布し、運動への協力を呼びかけました。
松本市役所本庁舎へ推進月間の懸垂幕を掲出
各団体の会報等を利用したPRや、関係する大会でのPR、講演会・勉強会を開催しています。