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下水道施設のしくみ
更新日:2021年12月20日更新
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松本市の中心処理施設として、宮渕、両島の浄化センターがあります。家庭や工場からの汚水をきれいにして再び川にかえしています。
下水道の入り口
公共ますやマンホールなど私達の暮らしから出た汚れた水を集める下水道の入り口がたくさんあります。
下水道管
下水道管は、家や工場から出た汚れた水を集めて浄化センターまで運びます。汚れた水の流れる速さは、人の歩くくらいの速さです。(1秒間に1~1.8m)
沈砂池・ポンプ井
流入してきた汚水から、大きなゴミや砂を取除きます。またポンプで汚水を汲み上げます。
- 自動除塵機
- 揚砂設備
最初沈澱池
比較的に沈みやすい汚れを沈澱させ取除きます。
- 汚泥掻寄機
- スカムコレクター
反応タンク
汚水中に活性汚泥を加えて空気を送り好気性微生物に酸素をあたえます。これにより微生物が水中の汚れを食べて繁殖します。
- ブロワ
- 散気装置
最終沈澱池
反応タンクで汚れを食べて自然に集まった微生物を沈めます。きれいになった上澄水を消毒池に送ります。
汚泥掻寄機
塩素混和池
殺菌消毒を行なったあと奈良井川に放流します。
汚泥濃縮
濃縮機や濃縮槽で汚泥を濃くします。
- 重力濃縮槽
- 機械濃縮機
汚泥消化槽・脱水処理
汚泥を温めて人の腸のような働きで消化し減量します。また減量、安定化した汚泥を機械で脱水します。発生した汚泥(脱水ケーキ)は、セメントの原料として工場に運ばれて処理されます。