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松本市商業ビジョン中間見直し版

8 働きがいも経済成長も9 産業と技術革新の基盤をつくろう
更新日:2024年3月6日更新 印刷ページ表示

「松本市商業ビジョン」とは

商業・サービス業がおかれた現状を整理し、策定後10年間(令和元年度から令和10年度まで)の取組みの方向性を明らかにすることで、実現性の高い商業振興施策を推進するための指針となるものです。
令和5年度に計画の中間年を迎えたことから、計画の評価検証と、社会情勢の変化などに合わせた今後の取組みの方向性や施策の見直しを行いました。

松本市が目指す商業地の姿

「挑戦する商業者が創る、地域に愛される商業地」

基本方針

基本方針1「挑戦する商業者を支援します」

多くの商業者が積極的に挑戦し、切磋琢磨し、お互いを高め合うことで、より良い商品やサービスが提供される魅力的な商業地を目指します。
本ビジョンでは、商工会議所・商工会、市及びその他支援機関によって、挑戦する商業者を支援します。

基本方針2「地域に愛される個店づくりと魅力的な商業エリア形成を支援します」

魅力的な商業地を維持していくためには、それぞれの個店が地域住民に支持されていることに加え、そうした個店が集積し魅力的なエリアを形成することが何よりも重要です。そのためには、消費者ニーズに対応した商品やサービスの提供や、エリアとしての魅力の向上・発信によって、個店と地域住民との間の信頼関係を深めていく取組みが必要です。地域住民が魅力を感じ、足を運ぶ商業地は、国内外の観光客にも魅力的に映ります。
本ビジョンでは、商業者が商工会議所・商工会、市及び関係機関と一体となって、地域住民に愛され、何度も足を運びたくなる魅力的な商業エリアの形成を推し進めます。

基本方針3「多様な主体が連携し、商業地の将来像を描く仕組みづくりに取り組みます」

商業者の努力だけで商業地の魅力向上を図ることは困難です。人口や消費者の購買行動が変化する中でも、足を運んでもらえる付加価値を創出し、魅力的な商業地として維持されるためには、その将来像を、商業者を中心に関係者が共有し、適切にマネジメントしていく仕組みが必要です。
本ビジョンでは、商業者、関係機関及び地域住民が一体となって、商業地の将来像を描く仕組みづくりに取り組みます。

重点事業 ※中間見直しで大幅に変更

目指す商業地の姿を実現するために、特に重点的に取り組む事業として、以下の5つの事業を設定します。

重点事業1 時代の変化に対応する商業者への支援(DX・デジタル化支援)

経営基盤が弱い小規模事業者の持続的な経営を後押しするため、販路拡大等に取り組む小規模事業者に対し、商工会議所・商工会が事業計画の作成を支援し、国の小規模事業者持続化補助金の活用を図るとともに、市において独自の支援策に取り組みます。
また、労働力・人材不足が進んでおり、人材確保が困難なことから、AI及びロボティクスを活用した業務効率の改善を図ることで、今後深刻化する人材不足に対応できるような支援を行います。

重点事業2 創業・移住・事業承継をマッチングさせる支援体制の構築

事業承継にあたっては、承継を考える経営者への啓発や情報案内だけでは、事業を受け継ぐ人材確保等の課題が十分に解決できませんでした。
そこで、市内での創業・移住希望者をはじめ、事業を新たに起こしたいと考える層と事業承継希望者とのマッチングに取り組みます。このために、地域内での創業・承継双方の情報把握に努めて、提案型によるマッチングを図るとともに、こうした創業と承継のマッチングプラットフォーム/サービスの利用を促すことで、より幅広い範囲でのマッチングを後押しします。

重点事業3 インバウンド対策を見据えた高付加価値の提供支援

インバウンドが増加する中、商品やサービスの高付加価値化のための補助制度拡充や、勉強会の開催を実施し、各地域の特色を活かす取組みを支援し、消費増加を図ります。

重点事業4 多様な関係主体とリーダーによるエリアマネジメントの推進

商店街組織に所属しない個店が増え、担い手不足により今後の活動に不安を抱える商店街があります。一方で組織に所属せず共通の目的のためにつながるケースが見られます。個店のつながり方は様々であっても、まちづくりの方向性は共有したいと考えます。
特定の性別、世代、分野に偏らない多様な商業者が話し合い、協働することにより、商店街の魅力を見出す事業を推進して中心市街地の活性化を図ります。

重点事業5 商店街と中心市街地の未来を考える場の提供(まちなか未来Talk)

次世代を担う商業者と関係者が協働する場として「まちなか未来Talk」を開催し、様々な課題設定(大型商業施設と個店との連携、駐車場の利便性の向上、ICTを活用した回遊性の向上、イベントによる波及効果の拡大など)の下、解決に向けたアイデアを検討します。
また、アイデアに基づき、小さな規模でテストを繰り返しながら改善していくことで、次世代を担う人材を発掘、育成するとともに、将来的にはアクションプランの作成や中心市街地の将来像の構想につなげていきます。

商業ビジョンの推進について

本ビジョンは、各主体の役割を以下のように定め、商業者、商工会議所・商工会、市及びその他支援機関が連携するとともに、各々が主体的な役割を果たすことにより推進するものとします。
また、市及び商工会議所においてそれぞれの取組状況や達成状況について評価検証を行い、必要に応じて修正を行います。

各主体の役割
主体 役割
商業者 自らの創意工夫により経営基盤の強化に努め、市民ニーズに即した事業展開や商業地のエリアマネジメントに参画するとともに、常に情報を収集し、社会情勢の変化を把握します。
また、商品・サービスの提供については、常に品質の向上を図ります。
商工会議所・商工会 創業及び事業承継の支援を市及びその他支援機関と連携して行うととともに、小規模事業者支援法に基づく「経営発達支援計画」を策定し、国の支援施策等の活用を図りながら、商業者への伴走型支援を実施します。
また、商業者、市及びその他支援機関と連携し、地域資源を活かした魅力的なまちづくりを推進します。
松本市商工業振興条例及び各種補助制度により商業振興を図るとともに、国の支援施策等の活用を図りながら、商工会議所・商工会及びその他支援機関と連携して必要な施策を推進します。
また、まちなみや交通環境の整備などにより、都市機能の充実を図ります。
その他支援機関 日頃の相談先として各機関の専門性を活かした支援を行うととともに、市、商工会議所・商工会等と連携を図りながら商業者を支援します。

完全版・ダイジェスト版

商業ビジョンの詳しい内容については、添付のPDFファイルをご覧ください。

中間見直し版

中間見直し前

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