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【令和6年度は終了しました】こどものインフルエンザ任意予防接種費用の助成について
松本市では、生後6か月~小学校6年生までの方を対象に、インフルエンザ予防接種費用の助成を行います。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。この「重症化」を予防することが、インフルエンザワクチンの最も大きな効果とされています。
こどものインフルエンザ予防接種は、「任意接種」です。接種を希望される方は、インフルエンザ予防接種の注意事項を読み、ワクチン接種の効果及び副反応等について医師より説明を受け、よく理解したうえで接種してください。
対象者
実施期間
助成対象のワクチン
助成額・助成回数
予防接種の受け方(実施医療機関・持ち物)
インフルエンザ予防接種の注意事項
市内の実施医療機関で接種できない方へ
令和5年度からの変更点
- 個人通知で予診票はお送りしません。医療機関にある「任意接種用予診票」をご使用ください。
- 令和5年度までは半額助成でしたが、今年度より定額助成となりました。
- 助成対象ワクチンに経鼻生インフルエンザワクチンが加わりました。
対象者
予防接種当日において松本市に住民登録がある、生後6か月(※)~小学校6年生までの方
(平成24年4月2日~令和6年8月1日生まれの方)
※生後6か月の数え方
誕生日の6か月後の前日に生後6か月になったと数えます。
例1:令和6年8月1日生まれの方は、令和7年1月31日に生後6か月になります
例2:令和6年5月31日生まれの方は、令和6年11月30日に生後6か月になります。
実施期間
令和6年10月1日(火曜日)~令和7年1月31日(金曜日)
助成対象のワクチン
- インフルエンザHAワクチン(従来の注射不活化ワクチン)
- 経鼻生インフルエンザワクチン(鼻腔内に噴霧する生ワクチン) ※2歳以上対象
経鼻生ワクチンは、発売初年度で流通量が少ないため、接種希望に沿えない場合があります。
助成額及び助成回数
接種するワクチンにより、助成額及び助成回数が異なります。
どちらか一方のワクチンしか助成を受けられません。
インフルエンザHAワクチン
1回あたり1,700円を実施期間内に2回まで
経鼻生インフルエンザワクチン
1回あたり3,400円を実施期間内に1回まで
予防接種の受け方
- 実施医療機関に事前に予約をしてください。
- 住所を確認できる本人確認書類(福祉医療費受給者証、マイナンバーカード 等)と母子健康手帳を持って、医療機関で予防接種を受けてください。
- 医療機関の窓口で、医療機関の定める接種費用から助成額を差し引いた金額をお支払いください。
(接種前に検温・問診などを行った結果、接種を受けることが適当でないと判断された場合の予診料は、全額自己負担になります。)
実施医療機関
実施医療機関は下記のPDFファイルよりご確認ください。
令和6年度 松本市こどものインフルエンザ予防接種実施医療機関 [PDFファイル/14KB]
- 各医療機関の取り扱いワクチン、接種費用については医療機関へお問合せください。
- 実施医療機関以外の医療機関に定期通院または入院中の方で、病状により、その医療機関でしか接種ができない方は、助成金の払い戻し制度があります。詳細は「実施医療機関で接種できない方へ」をご覧ください。
接種時の持ち物
- 住所を確認できる本人確認書類(福祉医療費受給者証、マイナンバーカード 等)
- 母子健康手帳
インフルエンザ予防接種の注意事項
予防接種を受けることができない方
- 接種当日、37.5℃以上の発熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
- (経鼻生インフルエンザワクチンの場合)明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する方及び免疫抑制をきたす治療を受けている方
- その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方
接種前に医師と相談する必要がある方
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患のある方
- 予防接種で2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
- 過去にけいれんの既往のある方
- 過去に免疫不全の診断がされている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 間質性肺炎、気管支喘息等の呼吸器系疾患がある方
- 接種液の成分又は鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを呈するおそれのある方
- (経鼻生インフルエンザワクチンの場合)ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して、ショック、アナフィラキシー等の過敏症の既往のある方
副反応について
インフルエンザHAワクチン
比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあります。そのほとんどは30分以内に生じますが、まれに接種後4時間以内に起こることもあります。
その他、ギラン・バレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎、脳症、脊髄炎、視神経炎、肝機能障害、黄疸、喘息発作等があらわれたとの報告もあります。
経鼻生インフルエンザワクチン
比較的多くみられる副反応には鼻閉・鼻漏、咳嗽、口腔咽頭痛、頭痛が挙げられます。
全身性の反応としては、発熱、活動性低下、疲労、筋肉痛などが見られます。接種を受けられた方の1~10%に見られます。
重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあります。
神経系障害(ベル麻痺を含む脳神経障害、脳炎、けいれん及びギラン・バレー症候群)及び血管炎が海外では報告されています。
接種後の注意事項
- 予防接種を受けたあと30分程度は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがまれにあります。
- 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察をお受けください。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 接種当日は、はげしい運動は避けましょう。
- (経鼻生ワクチンの場合)接種後1~2週間は、飛沫又は接触によりワクチンウイルスの水平伝播の可能性があります。重度の免疫不全者との密接な関係を可能な限り避けるなど、必要な措置をおとりください。
- (経鼻生ワクチンの場合)接種後一定期間は、ワクチン由来のウイルスにより、インフルエンザ迅速検査で陽性反応を示す可能性があります。
健康被害救済制度について
こどものインフルエンザ予防接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種です。万一、予防接種を受けたことによる健康被害が生じたときは、医薬品副作用被害救済制度及び松本市予防接種事故災害補償規則の範囲における保障の対象となります。
実施医療機関で接種できない方へ(助成金の払い戻し)
実施医療機関以外の医療機関に定期通院または入院中の方で、病状により、その医療機関でしか接種ができない方に、助成金の払い戻しを行います。助成額及び助成回数は市内の実施医療機関で接種する場合と同じです。
助成金払い戻し対象者
以下の1~3全て満たす方
- 令和6年度松本市こどものインフルエンザ予防接種費用一部助成制度の対象者で実施期間内に接種を受けた方
- 実施医療機関以外の医療機関に定期通院または入院されている方
- 病状により、その医療機関以外で接種を受けられない方
※定期通院中の方は、医師等から定期通院中の医療機関以外での予防接種を止められている場合に限ります。
対象となるか迷われる場合は、接種前に健康づくり課へお問い合わせください。
払い戻しまでの流れ
医療機関での支払い
接種を受けたら、医療機関が定める接種費用の全額をお支払いください。
医療機関から以下のものを受け取り、保管しておいてください。
- 領収書(接種者氏名、接種日、ワクチン名、料金、医療機関名が記載されたもの)
- インフルエンザ予防接種の接種記録(接種日、接種ワクチン、ロット番号、接種医療機関)が確認できるもの(母子健康手帳への記録、接種記録証、予診票の写し等)
払い戻しの申請
申請期限
令和7年3月31日
提出書類
- 松本市こどものインフルエンザ予防接種費用助成金交付申請書兼実績報告書
下記からダウンロードしてご使用ください。ダウンロードできない方は市役所健康づくり課または保健センターの窓口でもお渡ししています。
松本市こどものインフルエンザ予防接種費用助成金交付申請書兼実績報告書 [PDFファイル/4KB] - 領収書(接種者氏名、接種日、ワクチン名、料金、医療機関名が記載されたもの)
- インフルエンザ予防接種の接種記録(接種日、接種ワクチン、ロット番号、接種医療機関)が確認できるもの(母子健康手帳への記録、接種記録証、予診票の写し等)
提出先(持参または郵送)
健康づくり課(〒390-8620 松本市丸の内3-7 市役所東庁舎2階)
※郵送にかかる費用は申請者の負担となります。
交付決定通知書・却下通知書の送付
提出いただいた書類を審査し、適当と認められた場合は、松本市から交付決定通知書と請求書を郵送します。
請求書の提出
お送りした請求書に、交付決定通知書に記された金額、振込口座等を記入し、提出してください。
※振込口座は、申請者名義のものを指定してください。
提出先(持参または郵送)
健康づくり課(〒390-8620 松本市丸の内3-7 市役所東庁舎2階)
※郵送にかかる費用は申請者の負担となります。
※交付決定通知書を受け取った日から2週間を目途に、請求書の提出をお願いいたします。
助成金の振込
指定された口座へ松本市から振り込みます。(請求書提出から1か月以内)