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自動体外式除細動器(AED)について (AEDの使い方)
更新日:2024年4月1日更新
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AEDはどのように使えばいいのか
AEDが到着したら傷病者をあおむけにし、傷病者の肩の脇にAEDを置きます。
電源を入れる
電源ボタンを押すものや、カバーを開けると自動的に電源が入るものがあります。
電極パッドを傷病者の胸に貼る
電極パッドを貼る位置は、一枚は右胸上部の鎖骨の下に、もう一枚は左脇胸の下約5~8cmのあばら骨の上に、しっかりと密着させて貼ります。
心電図の解析が行われる
傷病者に誰も触れていないことを確認し、解析を行います。音声の指示に従ってください
除細動(心臓への電気ショック)を行う
心電図の解析結果から電気ショックが必要な場合は、自動的に充電が開始され、「ショックが必要です」との音声指示があります。充電終了後に「ショックボタンを押してください」と音声指示があるので、救助者は誰も傷病者に触れていないことを確認し、点滅している放電ボタンを押します。ショックが与えられると傷病者の体に突っ張った動きがあります。
※ 心肺蘇生行為(AEDを含む)において、救助者が責任を問われることはありませんので、ためらわずに迅速に対応しましょう。
除細動実施後の対応
- 「ショックは不要です」の音声指示が出た場合で、呼吸・せき・体の動きなどがないときは、まだ心臓は機能していませんので心肺蘇生法を再開してください。また、呼吸・せき・体の動きなどがあったときは、心臓が機能し始めています。呼吸状態を観察し不十分な場合には人工呼吸を行ってください。正常な呼吸になれば、傷病者の体を横向きにしてください。
- 心肺蘇生法を再開して2分経ったら、AEDは自動的に心電図の解析を再び行います。音声メッセージに従って傷病者から手を離し、周りの人も傷病者から離れます。以後は心電図の解析・電気ショック・心肺蘇生法の再開の手順を、約2分間おきに繰り返します。
AED使用時の注意事項
- 病者の胸が汗や水でぬれている場合は、乾いたタオルでふき取ってください。
- ペースメーカーなどが埋め込まれている場合は、でっぱりから3cm程度離してパッドを貼ってください。
- パッドを貼る位置に貼り薬がある場合は、貼り薬をはがしてからパッドを貼ってください。
- ネックレスや貴金属がある場合、すぐに取り外せる場合は外します。
誰もがAEDを使えるように松本広域消防局が実施する救急法講習会や応急手当講習などで受講ができます。下記Webサイトを参照してください。
松本広域消防局<外部リンク>