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自動体外式除細動器(AED)について (AEDを使う前の救命処置)

更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

あなたの行動で救える命があります! -AEDを使用した救急救命処置-

 あなたは、突然目の前で人が倒れたらどうしますか? いつどこで起こるか分からないのが心臓突然死です。心臓突然死の多くは危険な不整脈による突然の心停止が原因と言われています。そこで近年、救急救命処置の一つとして注目されているのがAEDです。また、AEDを含めた適切な救急救命処置が途切れることなく迅速に行われること(救命の連鎖)で、傷病者を助けられる可能性が格段に高まります。AEDを使用する前の段階での心肺蘇生法も知っておくことも重要なので、AEDの使用方法とともに、ぜひ一連の流れとして覚えておいてください。

救命の連鎖

1分でも早い救命行為が有効

 病院外での心停止の件数は年間2~3万人と推定されています。心停止の場合、1分経過するごとに生存率が約7~10%低下するとされているため、救急車が現場へ到着するまでの間(約6~7分)のAEDを含む心肺蘇生処置が非常に重要となってきます。
 心肺蘇生法はどのように行えばよいのか

(1)迅速な通報

「大丈夫ですか」など、数回呼びかけ肩(鎖骨のあたり)を叩き、意識を確認し、意識がない場合は、周囲の人に救急車(119番通報)、AEDの手配を依頼してください。

迅速な通報

(2)迅速な人工呼吸と心臓マッサージ

  • 10秒以内で、胸と腹部の動きを見て普段どおりの呼吸をしているか確認を行います。呼吸がなければ、鼻をつまんで静かに2回息を吹き込みます。1回の吹き込み時間は1秒とします(人工呼吸)。傷病者の呼吸・咳・体動の有無を確認します。
  • 呼吸・咳・体の動きがなければ、1分間に少なくとも100回のリズムで30回心臓マッサージ(少なくとも5cmの深さで圧迫)と2回の人工呼吸のサイクルを連続して絶え間なく行います。傷病者がうめき声を出したり、普段どおりの息をし始めた場合や救急隊に引き継ぐまではこのサイクルを継続してください。

(3)迅速な除細動(心臓への電気ショック)

 AEDが到着次第、ただちにAEDによる除細動を行ってください。

迅速な助細動(心臓への電気ショック)の画像このページのトップに戻る


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