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第1回もったいないクッキンググランプリ
もったいないクッキンググランプリとは
家庭での食品ロス削減の取組みをさらに進めるために、食品ロスや生ごみの削減につながる「もったいないクッキングレシピ」を募集し、優れたレシピを表彰するものです。
第1回となる今回は、松本市内外から17件の応募をいただき、書類審査、試食審査を経てグランプリ1点、準グランプリ2点を決定しました。試食審査では、これまでも食品ロス削減に向けて「もったいないクッキング」のレシピ考案や周知で連携してきた松本大学地域づくり考房『ゆめ』◎いただきます!!のみなさんに試作いただきました。
受賞レシピ
グランプリ 『えのきの肉巻きフライ りんごソースがけ』(野島 夕愛さん)
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いつもは捨ててしまう、えのきの根元を使用しました。ビタミンB群を豊富に含む豚肉の旨味がきのこに染み込むように巻き、豚肉と相性のいいりんごを皮ごと使用して、ソースを作りました。
審査委員長 講評
エノキタケの根元の可食部分を上手に活用していて、発想がよいと思いました。豚肉で巻いたフライはたべやすくボリューム感もあり、栄養バランスのよい主菜の一品です。また、りんごソースにも皮、酸味の特徴にひと工夫がみられました。
準グランプリ『丸ごとピーマンの炊き込みご飯』(降籏 麻未さん)
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ピーマンを調理する際、種やワタの取り出しが面倒なのと、廃棄する部分が多いのが気になっていました。また、ピーマンの種やワタ部分は血栓を予防する働きのあるピラジンという成分が多く含まれているため脳梗塞や心筋梗塞などの予防に効果的です。 ピーマンを丸ごと調理することで下処理の手間が省ける、かつ栄養も豊富に摂れる一品です。
審査委員長 講評
子どもたちが苦手な野菜ランキング上位を占めているピーマンを丸ごとお米と炊く調理方法には斬新さを感じました。種やワタの食感は気にならず、独特のにおいもないので家庭で取り入れやすい、試してみたい主食です。多くの子どもたちのピーマン克服につながるのではないでしょうか。
準グランプリ『皮付きりんごのパン耳プディング』(樋口 友紀子さん)
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サンドウィッチや離乳食作りで余りがちなパン耳を使ったレシピです。りんごは皮付きで生ゴミ削減×栄養価アップ!「ボケた」りんごの救済にもおすすめです♪
審査委員長 講評
食パンの耳、皮つきりんごで食感、彩りを楽しみつつ、咀嚼にもつながる内容です。食品ロス削減だけでなく、食育の観点からも、よいおやつになると思います。
詳しいレシピは「やってみよう!もったいないクッキング」から
表彰式
日時 令和4年10月23日(日曜日)午後0時30分から
会場 中町・蔵シック館前(ゆっくりのんびり中町ホコ天×エコ展2022内)
内容 グランプリ、準グランプリ受賞者に賞状及び副賞を贈呈しました。
▲環境エネルギー部長から受賞者へ賞状及び副賞の贈呈
▲審査委員長を務めていただいた松本大学健康栄養学科水野尚子先生による講評
▲受賞されたお三方
▲審査にご協力いただいた松本大学地域づくり考房『ゆめ』◎いただきます!!のみなさんとの集合写真
募集について
募集内容
以下の3つの要件をすべて満たすレシピを募集します
- 食品ロスや生ごみの削減につながるもの
- 食材や調理器具が一般に普及していて、家庭で再現できるもの
- 応募者自らが考案したもので、未発表のもの
応募できる方
松本市内に居住、通学、通勤している方
募集期間(終了しました)
令和4年8月15日(月曜日)~9月26日(月曜日)
協力
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科 管理栄養士 水野 尚子氏
- 松本大学地域づくり考房『ゆめ』◎いただきます!!のみなさん