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カエル捜査線
カエルを探そう
これまで2回のカエル調査では、13種類のカエルが報告されています。報告数が少なかったカエルたちがどこで報告されたのか目撃情報を公開します。情報を元にカエルを探しに行ってみましょう!
捕まえて観察した後は、カエルは元の場所に逃がしてあげましょう。
アズマヒキガエル
日本のカエルでは最大級のサイズをもつカエル。体も大きいが声も大きい!耳の後ろから毒がある液体を出すため、素手で触らないようにしましょう。手についた場合はすぐに洗い流してください。
牛伏川階段工周辺、美鈴湖周辺、奈川高ソメキャンプ場周辺などで目撃情報あり。
シュレーゲルアオガエル
コロコロとかわいい声で鳴く。土の中に卵を産むため、声がしても姿を見つけるのは難しい。
アルプス公園周辺、入山辺の田んぼなどで目撃情報あり。
カジカガエル
とてもきれいな声で鳴くカエル。オスは川の中に常にいるため、見つけることが難しい。
女鳥羽川、薄川など市内を流れる河川で目撃情報あり。
ツチガエル
背中にあるボコボコとしたイボが特徴。
牛伏川階段工周辺で目撃情報あり。
ヤマアカガエル
山際の田んぼや河川に生息している。筋肉質のごつごつした体つきが特徴。
奈川の市営霊園付近や四賀保福寺周辺の田んぼ、里山辺の河川などで目撃情報あり。
カエル豆知識
カエルの寿命
カエルの寿命を知っていますか?カエルは種類によって寿命が大きく異なります。
- アマガエル
5年から7年 - シュレーゲルアオガエル
5年から7年 - モリアオガエル
3年から5年 - カジカガエル
6年から8年 - トノサマガエル
3年から5年 - トウキョウダルマガエル
5年から7年 - アズマヒキガエル
7年から10年 - ウシガエル
7年から10年
上はどれも自然環境下での寿命です。安定した飼育環境下ではヨーロッパヒキガエルが36年生きた記録もあり、他のカエルも10年以上生きた事例が多くあります。
世界一大きなカエル 世界一小さなカエル
日本で一番大きなカエルはアズマヒキガエルで、18cmくらいになるものもいますが、世界ではもっと大きなカエルがいて、最も大きくなるゴライアスガエルは体長32cm、体重3.2キロの記録があります。
世界一小さなカエルは、学名Paedophryne amauensisというカエルで、7.7mmという大きさで脊椎動物でも最小の生きものです。