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令和6年度トンボ調査の結果について

更新日:2025年2月26日更新 印刷ページ表示

 令和6年6月1日から令和6年9月30日にかけて実施したトンボ調査の調査結果をまとめましたので報告します。
 多くの皆さまの御協力をいただきありがとうございました。
 (監修協力 松本むしの会 福本匡志氏)

トンボみっけ調査実施概要(※現在はトンボの報告受付はしていません。)

調査結果

概要

・ 報告者数 207人・団体(67人・団体)

・ 報告件数 501件 (199件)

 ※()内は前回調査時の数値

トンボの種類の内訳
オニヤンマ ギンヤンマ ハグロトンボ アオハダトンボ シオカラトンボ アカトンボ類 その他 種類不明
44件(26件) 25件(5件) 42件(20件) 15件(15件) 72件(34件) 96件(66件) 134件(33件) 73件

トンボ分布図

トンボマップ
トンボマップ

グーグルマップから詳細を確認いただけます。グーグルマップではその他のトンボ、種類不明について、送られてきた写真から同定できたものは種類の記載をしています。

令和6年度トンボ調査(写真による種類判別後)<外部リンク>このページのトップに戻る

考察

前回に引き続き、市街地から多くの報告があった

・ 田川、女鳥羽川周辺ではハグロトンボやオニヤンマ、コヤマトンボなどが河川に沿って観察されているため、生息場所になっていると考えられます。

・ 松本城のお堀や湧水による水路が多数あるため、市街地にもトンボの生息環境が多数あると考えられます。

ギンヤンマの報告が前回の5件から25件に大幅に増加した

 今回ギンヤンマは、これまであまり見ることが無かった乗鞍高原でも報告がありました。前回は大きな池の近くなどでしか見られなかったギンヤンマが、今回は市内の様々な所で見られたことから、たくさんの個体が羽化したものと考えられます。温暖化の影響なども考えられるため、注意深く観察していく必要があります。

アカトンボ類、シオカラトンボに多くの報告があった

・ アカトンボ類は主に水田で発生し、夏場は水田を離れて移動することから市街地の他、高原など市内の様々なところでよく見られ、報告数が多かったと考えられます。

・ シオカラトンボは水田の他、ため池や河川の流れが緩やかな場所など様々な水辺で発生するため、報告数が多かったと考えられます。

松本市で初観察のトンボの報告などがあった

 その他のトンボでは様々な種類の情報をいただきましたが、注目すべき種類として松本市を含め長野県ではこれまで確認されていなかったネアカヨシヤンマや温暖化で分布を拡大しているホソミイトトンボ、海外からの飛来種とされるスナアカネの報告がありました。

 貴重な記録として保存し、次回の調査の際にも見ることができるかなど比較を行います。

トンボ調査まとめ

トンボ調査まとめ

トンボ調査まとめ2

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トンボを探しに行ってみませんか?どんなところにどんなトンボがいるのかご紹介します。

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