本文
ペットの災害対策
更新日:2023年8月23日更新
印刷ページ表示
ペットの災害対策ガイド
ペットの飼い主の皆さんに向けて、大規模地震や風水害などの災害に備えるためのポイントをガイドにまとめていますので、ぜひご覧ください。
日頃から備えをしておきましょう
1 家族での話し合い
- 災害が起こったときにどう対応するか、様々な場面を想定して、家族全員で話し合っておきましょう。
- ペットを危険から守れるか、ペットを連れて避難できるか、動物の種類や数をよく考えて飼うようにしましょう。
2 住まいと飼育場所の安全確保
- 住まいを強くしておくことが、ペットの安全にもつながります。家具の固定や窓ガラスの飛散防止などの対策をとりましょう。
- ペットを外で飼っている場合は、ブロック塀の近くや雨水が侵入しやすい場所を避けるなど、飼育場所を考えましょう。
3 避難用品と備蓄品の準備
- ライフラインの寸断や緊急避難に備えるため、ペットフードやキャリーバッグなどの必要な物資を準備しておきましょう。
- 持ち出し品には優先順位をつけ、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
4 しつけと健康管理
- 避難場所で大勢の人や見知らぬ動物がいても一緒に生活ができるよう、普段からしつけをしておきましょう。
- 避難場所での感染症のまん延を防止するため、ワクチンなどの予防接種を行い、普段から健康状態に気を配りましょう。
5 首輪や迷子札の装着
- 災害時にはペットが逃げ出してしまうこともあるので、普段から首輪や迷子札を着けておくようにしましょう。飼い犬には鑑札と注射済票を必ず着けましょう。
- マイクロチップを挿入したときは、(公社)日本獣医師会などに情報を登録しましょう。
ペットと一緒に避難できるようにしておきましょう
1 ペットとの同行避難
- ペットとの同行避難とは、災害が発生したときに、飼い主とペットが一緒に避難場所まで安全に避難することをいいます。
- 過去の災害では、最初に飼い主だけが避難し、後でペットを避難させるために飼い主が自宅に戻ったときに、災害に巻き込まれてしまった事例がありました。ペットと一緒に躊躇せずに避難することが大事です。
2 避難場所
◎ 避難所が開設されているか、インターネットなどで確認してから避難しましょう
◎ 飼い主がペットの食事やトイレ用品を持参し、排泄物の処理や清掃を行い、避難所の衛生管理を保持しましょう
◎ 避難所では、飼い主が責任を持って飼育し、他の避難者に迷惑をかけないようにしましょう
(1) 指定避難所
- 地区公民館や小中学校の体育館など、市内159の施設を指定避難所に指定しています。
- 災害の危険がなくなるまで滞在したり、災害で家に戻れなくなった場合に一時的に滞在できます。
注意事項:人が避難生活を送る場所にペットを入れることはできません。各指定避難所で決められた場所で飼育管理してください。
(2) ペットと過ごす避難所
- 飼い主とペットが一緒に避難生活を送れるよう、南部屋内運動場(松本市野溝東2-10-1 芳川公民館の隣)をペット同伴者専用避難所に指定しています。
- 収容世帯数:概ね30世帯
避難できるペット
ケージ、キャリーバッグ、カゴなどに入れて管理できる、屋内飼育の「犬」、「猫」、「小動物(うさぎ、ハムスター、小鳥など)」
※必ず、ケージやキャリーバッグなどに入れて連れてきてください。入らないペットは受入れできません。
避難できる人
上記ペットの飼い主とその家族
(3) 自家用車でペットと過ごす避難駐車場
- 自家用車で飼い主とペットが一緒に避難できるよう、松本市野球場北側駐車場(松本市浅間温泉1-35)を自家用車両による一時避難駐車場に指定しています。
- 風水害などの短期的な災害時に避難することができます。 ※車中泊はできません。
- 収容車両台数:約100台(最大受入台数250台)
松本市の避難場所
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/7/2780.html
3 災害発生時の対応
- 自宅にいることが安全でない、または危険が迫っている場合は避難の準備をします。非常持ち出し袋を用意し、電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を止めます。
- 自宅から出るときは、犬のリードを離さないようしっかり持ち、犬や猫などのキャリーバッグやケージはしっかり抱えてペットの安全に気を配りましょう。