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令和4年4月 保育園・幼稚園の給食
4月の献立テーマは「給食に慣れましょう!」でした。
新入園の子どもたちも少しずつ園での給食に慣れ、お友だちや先生と楽しく、おいしく食べてもらえるように、からあげ、うどん、麻婆豆腐、豆腐ハンバーグ、シチュー、カレー、肉じゃがなど食べやすいメニューを提供しました。また、季節の味を感じることができるよう、小松菜やいちご、国産オレンジ、きゃべつ、たけのこなどの旬の食材も取り入れました。
給食の様子
4月6・20日 お昼 【春雨スープ・鶏のから揚げ・カリコリ漬け・いちご】
保育園では、6日が今年度初めての給食でした。新入園の子どもたちは、初めての園での生活に緊張している様子もありましたが、給食の時間になると自然と笑顔が見られました。
子どもたちにおいしく、楽しく、いっぱい給食を食べてもらおうと、調理員さんも心を込めて作っています。特に年度当初は、子どもたちの様子にあわせて食材の切り方や大きさ、やわらかさを調整し、食べやすくする工夫もしています。
4月12・26日 お昼 【チンゲン菜スープ・麻婆豆腐・昆布和え・国産オレンジ】
園の麻婆豆腐は、子どもたちでも食べやすいように、ケチャップ、しょうゆ、砂糖、ごま油で調味しています。やさしい味の麻婆豆腐に、子どもたちの箸も進みます。
給食の和え物やサラダは、野菜をさっと茹でて、シンプルな調味料で和えます。この日の昆布和えは、茹でたきゃべつ、きゅうりを塩昆布で和えたものですが、子どもたちは喜んで食べていました。
4月19日 お昼 【じゃがいものみそ汁・豆腐ハンバーグ・コーンサラダ・国産オレンジ】
ハンバーグをおいしく作るコツは、玉ねぎをしっかり炒めて甘さを出すこと、タネをよくこねることです。一つひとつ丁寧に作ったハンバーグに、ケチャップ、ウスターソース、砂糖で作ったソースをかけました。
この日栄養士が訪問した園では、3歳未満児のハンバーグを食べやすい大きさにカットして提供していました。1歳児クラスの様子を見ましたが、みんな口を大きく開けておいしそうに食べていました。
保育園給食について
- 保育園給食は、食(食材)経験が浅い乳幼児を対象としているため、”サイクルメニュー”を実施しています。サイクルメニューとは月に同じ献立を2回実施するもので、1回目に食べられなかった献立も、2回目には食べることができるようになっていきます。
- このほかに、個別対応として、離乳食と食物アレルギー対応食も献立を作成し、各保育園で提供をしています。
- 汁物のだしは、煮干やかつお節を使い、カレーやシチューのルーも小麦粉とバターから手作りしています。
- おやつは、ほとんどが手作りです。幼児は体が小さい割に栄養必要量が多く、一度にたくさんの量が食べられないため、3食の他におやつで補うことが必要になります。おやつも食事の一部と考えているため、おにぎりやパン、芋類なども取り入れています。
松本市の食育については、”まつもとの食育”をご覧ください。