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令和5年1月 保育園・幼稚園の給食
今月の献立テーマは「行事食を知り、おいしく食べましょう!」でした。
新しい1年が始まりましたね。1月は、これからの1年が良い年で健やかに過ごせるようにと願いが込められた様々な行事食があります。松風焼き、菜果なます、芋ようかん、七草風雑炊、田作り、雑煮、おしるこなど、お正月にちなんだメニューを提供しました。
給食の様子
1月5・19日 昼食【わかめのすまし汁・松風焼き・菜果なます・いよかん】
この日のメニューはお正月献立でした。子どもたちは保育士や調理員からお正月料理の由来やいわれを教えてもらいました。
菜果なますは、千切りにした大根・きゅうり・りんごに酢と砂糖と塩で調味をします。りんごは皮を残しているので彩りがきれいで、シャキシャキとした食感もありよいアクセントになっています。
1月5日 おやつ【芋ようかん・牛乳】
芋ようかんは、さつま芋を茹でて潰しながら砂糖を加え、そこへ煮溶かした寒天を加えて練り、固めて作ります。園の芋ようかんは、さつま芋の甘さによって砂糖を加える量を調整して作るので、ちょうどよい甘さの芋ようかんができあがります。また、きれいな色になるように、さつま芋を茹でるときに茹で水に酢を入れるのもポイントです。
1年の中でお正月の時期にしか登場しないおやつですが、この日栄養士が訪問した園の子どもたちは、残さず完食していました。
1月23日 昼食【粕汁・鶏肉のしょうが焼き・のり酢和え】
この日のメニューは大寒にちなみ、体が温まるような具だくさんの粕汁としょうがを使った鶏肉のしょうが焼きを提供しました。
粕汁には、大根・人参・里芋などの根菜類や生鮭、油揚げ、長ねぎ、こんにゃくなどたくさんの具材が入っていて、酒粕とみそ、しょうゆで味付けをしました。マイルドな味の粕汁は、子どもたちにも大人気でした。
1月13日 誕生日会【中華丼・わかめスープ・カリコリ漬け・りんご】
毎月、笹賀にお住まいの高山さんから、公立保育園にお米を寄附していただいています。この日は、高山さんを園に招待し、1月生まれの誕生日会とお米のお礼の会を行いました。お礼の会の中で高山さんから「体に悪い薬を使っていない安全でおいしいお米を子どもたちにたくさん食べてもらい、大きく成長してほしい」というお話があり、子どもたちは真剣に聞いていました。子どもたちからは、お礼の手紙と歌のプレゼントがありました。
給食は高山さんからいただいたお米を使って作った中華丼を味わいました。いつもより少し特別な給食を、子どもたちは感謝の気持ちをもち、よく味わって食べていました。
保育園給食について
- 保育園給食は、食(食材)経験が浅い乳幼児を対象としているため、”サイクルメニュー”を実施しています。サイクルメニューとは月に同じ献立を2回実施するもので、1回目に食べられなかった献立も、2回目には食べることができるようになっていきます。
- このほかに、個別対応として、離乳食と食物アレルギー対応食も献立を作成し、各保育園で提供をしています。
- 汁物のだしは、煮干やかつお節を使い、カレーやシチューのルーも小麦粉とバターから手作りしています。
- おやつは、ほとんどが手作りです。幼児は体が小さい割に栄養必要量が多く、一度にたくさんの量が食べられないため、3食の他におやつで補うことが必要になります。おやつも食事の一部と考えているため、おにぎりやパン、芋類なども取り入れています。
松本市の食育については、”まつもとの食育”をご覧ください。