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令和4年11月 保育園・幼稚園の給食
今月の献立テーマは、「よく噛んで、秋の食材を味わいましょう」でした。11月8日は語呂合わせで「いい歯の日」とされているので、給食でもよく噛んで食べるメニューを多く取り入れました。昼食では、さつま汁、白身魚の竜田揚げ、ごまブロッコリー、彩りサラダ、根菜カレー、鮭のマヨネーズ焼き、秋野菜のみそ汁、レバーのかりん揚げなど、おやつでは、ごぼうチップス、ココア蒸しパン、夕焼けおにぎり、煮豆、人参ブレッド、五平餅などを噛むメニューとして取り入れました。
給食の様子
11月1・15日 昼食 【なめこのみそ汁・五目卵焼き・ごま和え】
園の卵焼きは、割りほぐした卵に具材や調味料を混ぜて、天板に流してオーブンで焼いて作ります。そして、焼きあがった大きな卵焼きを一人分の大きさに切り分けて提供します。この日の五目卵焼きには、鶏ひき肉、ひじき、長ねぎ、人参、枝豆が入っていて、卵焼きの表面や切った断面から見える具材の色がきれいでした。ツナや玉ねぎ、ホールコーン、干しいたけ、ピーマンなどを入れてもおいしいですよ。よく噛みながら食べると、いろいろな具材の食感や味を感じながら、楽しんで食べることができます。
11月7・21日 昼食 【わかめのみそ汁・納豆・じゃがいものそぼろ煮・りんご】
11月には年に一度納豆が出ます。献立検討の際には、「家庭でよく食べているので出さなくてもいいのでは」「嫌いな子が多いのであえて出さなくても」との意見もありましたが、食べるだけでなく、3歳以上児さん、特に年長さんは自分でカップを開けたり、たれを入れたり、混ぜたりする経験もできるので、給食で提供しています。
給食が終わった子どもたちに「今日の給食どうだった?」と尋ねたら、「おいしかった!」「納豆ねばねばして食べにくかった!」などの感想を言ってくれました。
11月8・22日 昼食 【豆腐のすまし汁・鮭のマヨネーズ焼き・きゃべつサラダ・柿】
鮭のマヨネーズ焼きは、炒めた玉ねぎ、ホールコーン、パセリをマヨネーズで和えて、鮭の上にのせて焼いたものです。パサパサしがちな鮭ですが、上に具をのせて焼くことでしっとり仕上がり、食べやすくなります。他の魚や鶏肉で作ってもおいしくできます。
きゃべつサラダにはきゃべつの他に人参や大根、ハムが入りさっぱりとしたサラダです。また、すまし汁はかつおだしが効いてとってもおいしかったです。
保育園給食について
- 保育園給食は、食(食材)経験が浅い乳幼児を対象としているため、”サイクルメニュー”を実施しています。サイクルメニューとは月に同じ献立を2回実施するもので、1回目に食べられなかった献立も、2回目には食べることができるようになっていきます。
- このほかに、個別対応として、離乳食と食物アレルギー対応食も献立を作成し、各保育園で提供をしています。
- 汁物のだしは、煮干やかつお節を使い、カレーやシチューのルーも小麦粉とバターから手作りしています。
- おやつは、ほとんどが手作りです。幼児は体が小さい割に栄養必要量が多く、一度にたくさんの量が食べられないため、3食の他におやつで補うことが必要になります。おやつも食事の一部と考えているため、おにぎりやパン、芋類なども取り入れています。
松本市の食育については、”まつもとの食育”をご覧ください。