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令和4年9月 保育園・幼稚園の給食
9月のテーマは、「秋の食材、行事食をよく味わって食べましょう」でした。お彼岸やお月見などの行事食を取り入れたり、非常食訓練を実施しました。また、旬の食材として、きゃべつ、小松菜、ブロッコリー、きゅうり、なす、ピーマン、長ねぎ、りんご(つがる・千秋など)、ぶどう(デラウェア・巨峰・ピオーネ・ナイヤガラなど)、梨(幸水・豊水など)、さつま芋 などを使ったメニューを取り入れたり、園の収穫物を使ったりしました。
給食の様子
9月6・20日 昼食 【なすのみそ汁・とりのから揚げ・わかめサラダ】
この日栄養士が訪問したのは年少さんのクラスでした。このクラスの子たちは4月当初野菜のおかずが食べられない子が多かったそうですが、半年たった今ではだいぶ食べられるようになってきたそうです。この日の旬の「なす」を使ったなすのみそ汁やわかめサラダもおいしそうに食べていました。中にはまだ野菜が苦手でなかなか進まない子もいましたが、がんばって食べようとする姿が見られました。
また、子どもたちに人気のとりのから揚げは「いただきます!」と同時に大きな口でほおばって食べていました。
9月8・22日 お昼 【ふのすまし汁・粉豆腐の卵とじ・カリコリ漬け・ぶどう】
まだまだ暑さの続く毎日でしたが、粉豆腐を使った卵とじはご飯にとてもあい、食欲が進みました。ハート型に切った人参入りのすまし汁や人気のカリコリ漬け、旬のぶどうもあり、子どもたちは喜んで食べていました。
9月13・27日 お昼 【春雨スープ・かじきのごまがらめ・おかか和え・梨】
この日栄養士が訪問した園では、収穫物を使った給食が提供されました。かじきのごまがらめには、ピーマンの素揚げが入り、梨と一緒に黄色いミニトマトもついて、いつもよりちょっと豪華になりました。
給食を食べ終わって、廊下にいる年長さんに「今日の給食おいしかった?」と尋ねると、「おいしかったよ!汁と梨をおかわりした!」と教えてくれました。
9月15日 おやつ 【みそ蒸しパン・牛乳】
保育園のおやつでよく登場する蒸しパンですが、今月はみそ味でした。他には、オレンジ蒸しパン、カレー蒸しパン、黒糖蒸しパン、チーズ蒸しパンなどなど、バラエティーに富んだ蒸しパンが提供されます。
みそ蒸しパンは、ほんのりみその香りとちょっぴり塩味でとても食べやすい味になっていました。
保育園給食について
- 保育園給食は、食(食材)経験が浅い乳幼児を対象としているため、”サイクルメニュー”を実施しています。サイクルメニューとは月に同じ献立を2回実施するもので、1回目に食べられなかった献立も、2回目には食べることができるようになっていきます。
- このほかに、個別対応として、離乳食と食物アレルギー対応食も献立を作成し、各保育園で提供をしています。
- 汁物のだしは、煮干やかつお節を使い、カレーやシチューのルーも小麦粉とバターから手作りしています。
- おやつは、ほとんどが手作りです。幼児は体が小さい割に栄養必要量が多く、一度にたくさんの量が食べられないため、3食の他におやつで補うことが必要になります。おやつも食事の一部と考えているため、おにぎりやパン、芋類なども取り入れています。
松本市の食育については、”まつもとの食育”をご覧ください。