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院内学級
院内学級の入口
旭町中学校には信州大学医学部附属病院の中で授業を行う院内学級というクラスがあります。
院内学級とは、どんなクラスでしょうか?
院内学級は、松本市立旭町小学校・旭町中学校が、信州大学医学部附属病院内に設けた病弱児童生徒、長期間入院して病気の治療にはげんでいる子どもさんの学級です。学齢生徒で主治医の許可があれば、だれでも入級して学習することができます。
病院内学級で期待できる効果は何でしょうか?
病院での療養生活に、学習の時間が加わることによって、療養生活が生き生きとして活気づき、治療効果も上がることが期待できます。
学習の時間が気分転換となり、病状の変化に対する緊張、家族から離れていることに対するさびしさ、生活や運動の規制からくるストレス等が、幾分なりとも軽減することが期待できます。
入院による学習の空白や、退院後の学校生活に対する不安な気持ち等を、院内学級の仲間と共有することで、気持ちが前向きになることが期待できます。
院内学級の様子
教室の様子
担任は、病院の中の学級に常時勤務しています。
中1から中3まで異学年生徒が一緒に学習します。
教室では、みんなで笑ったり、時間を惜しんで学習に向かったりと、それぞれのペースを大切にしています。
学校から試験用紙を取り寄せて、定期試験を行うこともできます。
授業は5教科の他、調理活動やパソコン学習、美術学習等も行っています。