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院内学級

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

院内学級の入口の画像
院内学級の入口

旭町中学校には信州大学医学部附属病院の中で授業を行う院内学級というクラスがあります。

院内学級とは、どんなクラスでしょうか?

院内学級は、松本市立旭町小学校・旭町中学校が、信州大学医学部附属病院内に設けた病弱児童生徒、長期間入院して病気の治療にはげんでいる子どもさんの学級です。
ですから、学齢児童生徒で主治医の許可があれば、だれでも入級して学習することができます。

病院内学級で期待できる効果は何でしょうか?

  1. 病院での療養生活という限定された生活に、学習生活が加わることによって、同年齢の子どもと同じ一般化された目標が生まれ、療養生活が生き生きとして活気づき、治療効果も上がることが期待できます。
  2. 病状の変化に対する緊張、家族から離れていることに対するさびしさ・不満・甘え、そして生活規制や運動規制からくるストレスや不安定な情緒等が、生活の中に学習が入ることで目標と生活にリズムが生まれ、幾分なりとも軽減することが期待できます。
  3. 入院による長期にわたる欠席、そのために生まれる学習の空白、これによって起こる退院後の学校生活に対する不安等が解消され、生活に対する意欲の生まれることが期待できます。

院内学級の様子

院内学級
教室の様子

 担任は1名で常時病院の中の学級に勤務しています。
 中1から中3まで異学年生徒が混ざり合って、苦しい入院生活の中でも教室の中は笑い声にあふれています。
 また、時間を惜しんで学習に向かう生徒が大勢います。
 前籍校から試験用紙を送っていただいて、定期試験も行っています。
 授業は5教科の他、調理活動やパソコン学習、美術学習等も行い、より充実した学校生活が送れるようになっています。


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