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旧今井京染店店舗兼主屋

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)きゅういまいきょうぞめてん てんぽけんおもや

  • 指定等区分 松本市登録文化財
  • 登録年月日 令和3年9月28日
  • 種別 建造物
  • 所在地 松本市大手4丁目1262-イ
  • 所有者 個人
  • 時代区分 明治時代

町家の特徴がよく残る

本物件は、平成30年まで今井京染店の店舗として用いられた町家建築です。松本城下町の東町通りと山家小路に面して建っており、敷地が矩形ではなく、東側が広がった台形状になっていることから、建物も敷地形状に合わせた形状となっています。
木造2階建て、切妻造(北面は庇付き)桟瓦葺で、東町通りに面した西側を主たる入口とし、内部は西側から、店舗の土間・小上り部分と続き、その奥に居間、染色の作業場が設けられています。
今井京染店の店舗として用いる前は米屋であったとされ、大正9年の地図には「金物商中屋 山本栄治」とあります。
松本城下町の親町3町の一つ、東町に面した町家建築であり、間口に対し奥行きが長い敷地形状、店舗・主屋と土蔵がある建物配置など、町家の姿を残しており、本物件は2つの通りに面していることから、かつての東町のまちなみの姿をとどめ、かつ、景観形成に寄与しており、町家の特徴をよくうかがうことができます。このページのトップに戻る


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