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天狗の滝
更新日:2021年12月20日更新
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(読み方)てんぐ の たき
天狗の滝
- 指定等区分 市特別名勝
- 指定年月日 平成19年3月30日
- 種別 名勝地
- 所在地 松本市奈川1629-1ほか
- 所有者 松本市
- 時代区分
天狗が住まう深山の滝
奈川地区追平(おいだいら)の先、奈川左岸の滝沢にあります。滝は、落差30m、幅5mの規模を誇りますが、山の中にあるため、近くまで行って見ることは難しいです。しかし、奈川沿いの道路から確認することができます。
滝の名前の由来については、昔、追平の滝に天狗がいて、人々をこまらせていたという伝説があります。天狗の滝も山の中にあるため、なかなか人が近づけないことから、天狗が住んでいると考えられたのかもしれません。
そもそも、天狗にまつわる話には、人が突然行方不明になるものが多いですが、天狗は仏教系の山岳宗教者に敵対する悪霊の代表で、よく僧の前に出没すると考えられていました。
しかし、そんな恐ろしい名称をもつこの滝も、山の木々の新緑や紅葉など、さまざまな景色とあわさって、見に来る者に風景を楽しませてくれます。