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岩岡の火打岩(明神岩)

更新日:2023年9月13日更新 印刷ページ表示

(読み方)いわおかの ひうちいわ(みょうじんいわ)

  • 指定等区分 市特別名勝
  • 指定年月日 平成19年3月30日
  • 種別 名勝地
  • 所在地 松本市梓川倭4132
  • 所有者 岩岡神社氏子中
  • 時代区分 

田んぼの中にある巨岩

梓川倭地区の岩岡にある岩で、東西9m、南北7.5m、高さ3.0mの規模があり、明神岩ともよばれています。地質学的には古生層角岩(チャート)です。岩の南方には堤防を挟んで梓川が流れています。現在は周囲に住宅が増えてきましたが、かつては水田でした。梓川の堤防ができる前は川の流れに岩の周囲が洗われて、岩の高さは10数mあったといわれています。現在では3mほどの高さになっていますが、これは明治30年(1897年)の梓川が大氾濫した際に土砂で埋まったからです。
梓川を挟んだ対岸の新村地区には根石という地名の場所や岩崎神社があり、梓川の河床の下を通って火打岩につながっているともいわれています。
岩自体は左右より相迫り、楔状をなしていて、岩の頂上には岩岡神社の奥社といわれる岩明神の祠を安置しています。色は淡黒褐色で、走向はおおむね南北方向で東に約30度傾斜しています。


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