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番所大滝

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)ばんどころ おおたき

  • 指定等区分 市特別名勝
  • 指定年月日 平成19年3月30日
  • 種別 名勝地
  • 所在地 松本市安曇3788-2地先ほか
  • 所有者 河川:国(国土交通省)/ 周辺部:松本市

水飛沫に煙る「乗鞍三滝」のひとつ

乗鞍を流れる小大野川にかかる馬洗橋の下流約450mに位置する滝で、規模は落差約40m、幅約11mです。この滝は、小大野川が「番所溶岩」(普通輝石紫蘇輝石安山岩)を刻んでつくったものです。この滝は名勝として古くから知られ、三本滝(長野県名勝)及び善五郎の滝(松本市特別名勝)とともに「乗鞍三滝」と呼ばれています。

番所溶岩は、乗鞍火山の「剣ヶ峰」付近から噴出したものです。流れ出た溶岩流の下流部は、かつてこの一帯にあった深い谷を埋め、広大な溶岩台地を形成しました。この溶岩台地が現在の乗鞍高原です。台地をはさむように、北端には小大野川が、南端には前川が流れています。
この溶岩は、番所大滝付近では1枚の溶岩となり、層厚は約60mに達し、顕著な板状節理が発達しています。
小大野川が溶岩の先端をけずってできた番所大滝は豊富な水量があり、豪快に水しぶきを上げながら流れ落ちている姿は実に勇壮です。また、近くには番所小滝もあります。このページのトップに戻る


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