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入山の御殿桜

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)にゅうやま の ごてんざくら

  • 指定等区分 市特別天然記念物
  • 指定年月日 平成19年(2007年)3月30日
  • 種別 植物
  • 所在地 松本市奈川4641-6
  • 所有者 松本市

武士がこの地に残したサクラ

奈川地区入山(にゅうやま)にあるサクラで、御殿桜(ごてんざくら)とよばれています。名称の由来についてはいくつかの説がありますが、いずれも、戦国時代に武田勝頼の関係者が入山の地にきて桜を植えたのが始まりと伝えられています。

「御殿桜」という名前は愛称で、サクラの種類としては、オオヤマザクラの一種です。
オオヤマザクラは花びらが丸く、濃いピンク色で重なり合い、一見すると八重桜のような感じがします。病虫害に強いため、旧奈川村では、この桜の苗栽培を30年前から行って「桜の里」にする計画を立て、既に3000本が花をつけています。指定となっている御殿桜は推定樹齢80~90年と考えられています。

人里離れた自然の中に成育する御殿桜の根本からは、遠くに乗鞍岳が望めるなど、桜の花だけではない魅力があります。このページのトップに戻る


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