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八坂神社本殿

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)やさかじんじゃ ほんでん

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 平成24年(2012年)3月26日
  • 種別 建造物
  • 所在地 松本市里山辺3684-1
  • 所有者 八坂神社
  • 時代区分 江戸時代

松本平でも数少ない貴重な萱葺きの本殿

桁行1,657mm、梁間2,686mmの木造建物で、砂岩系の自然石切石積の基壇上に土台を入れ、浜縁付き三間社流造の萱葺きで柱は丸柱、軒は二手先重垂木、向拝は大面取角柱、水引虹梁二間重垂木で造られています。

旧町村地区を除いた松本市内の神社で、萱葺き屋根の本殿を保持しているのは、里山辺小松の八坂神社と入山辺南方の諏訪社の2件のみで、八坂神社は三間社で規模も大きく、この地方の神社建築史上貴重なものです。

社伝では、天文18年(1549年)、領主・小笠原長時の代に、神社創建について調べがありましたが、そのときすでに勧請年月等は明らかでなかったとされます。平成15年度の屋根葺替工事の際に発見された棟札等の墨書から、山家小路の大工多右衛門を棟梁として、延享元年(1744年)に棟上げが行われ、同2年に完成したことが判明しています。また、神社に伝わる他の棟札から、文化13年(1816年)、文政9年(1826年)、明治6年(1873年)、同32年、昭和34年(1959年)、同48年に葺替えや屋根の修理が行われていることがわかります。このページのトップに戻る


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