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洞光寺紙本著色釈迦涅槃図

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)とうこうじ しほん ちゃくしょく しゃかねはんず

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 平成20年12月22日
  • 種別 絵画
  • 所在地 松本市刈谷原町692
  • 所有者 洞光寺
  • 時代区分 江戸時代

拝む者に安らぎを感じさせる涅槃図

釈迦涅槃図(しゃかねはんず)は、釈迦の入滅(にゅうめつ 亡くなること)の様子を絵画にしたものです。この涅槃図は、縦213.0cm 横131.5cmの大きさで、裏面に「文政十一年戊子星 洞光寺什物現住法印弘了代梅月國英謹写」と記されており、文政11年(1828年)に、梅月國英により製作されたものとわかります。残念ながら、この画工の来歴は詳しくわかっていません。
画面中央に、宝座に横たわる釈迦の姿が描かれ、その周囲に、別れを嘆き悲しむ人々の姿が描かれています。通例の類型化された涅槃図ですが、大型の部類に入り、色彩は時代を経たため、やや精細を欠いていますが、細部にこだわらないのびのびとした描法や、落ち着いた彩色は、拝む者に安らぎを感じさせます。
なお、洞光寺には県宝に指定されている絹本著色真言八祖像もあります。このページのトップに戻る


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