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正念寺の彈誓上人立像

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)しょうねんじ の たんせい しょうにん りゅうぞう

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 平成13年(2001年)7月2日
  • 種別 歴史資料
  • 所在地 松本市寿中1-28-7
  • 所有者 正念寺
  • 時代区分 江戸時代

彈誓上人のやさしいまなざし

正念寺には、厨子入り彩色の彈誓上人立像があります。像高63cm、頭巾に長髪、口ひげ、顎ひげ、法衣袈裟(ほうえけさ)をつけて合掌しています。また、市重要文化財に指定されている西善寺の彈誓上人立像(祖師像)と同様に面相が神格化されていますが、彈誓上人の肖像彫刻としてはおおらかで、やさしいまなざしは信者たちに好感をもたれたことでしょう。何よりも重要なことは、この像の作者、正念寺六世の本光昭阿上人が延享3年(1746年)に作仏(さぶつ)された点です。この時代、市中の大寺となって作仏を戒律とする木食(もくじき)僧が少なくなった時代に、自ら祖師像を刻んだ志は見事というよりほかありません。このページのトップに戻る


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