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釈迦堂の釈迦如来坐像

更新日:2023年9月15日更新 印刷ページ表示

(読み方)しゃかどう の しゃかにょらい ざぞう

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 平成19年(2007年)3月30日
  • 種別 彫刻
  • 所在地 松本市梓川梓4283-1
  • 所有者 梓川地区南北条町会
  • 時代区分 鎌倉時代

地区で大切にされる仏様

梓川梓地区の釈迦堂にある釈迦如来坐像は鎌倉時代初期の作と推定され、藤原様式の一木造です。像高は96.2cmで螺髪(らほつ)切付で肉髻(にっけい)は高めです。制作年などの根拠となる胎内銘はありませんが、像尻穴部に、寛文6年(1666年)に、松本城下町にあった水野家菩提寺の旧華岳山春了寺の二世性蓮社乘誉玄栄により修理されたという記録が残されています。
釈迦堂は、もとは北条村にあった旧嶺城山本願寺(真光寺の末寺)所属の堂でした。本願寺は明治6年(1873年)に廃寺となり、釈迦堂も売却されましたが、明治44年に釈迦堂は再建されました。その後現在に至るまで、地元の方々の手によって、大切に守られています。このページのトップに戻る


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