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小室七日山金比羅宮参道石仏群
更新日:2023年9月15日更新
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(読み方)おもろ なのかやま こんぴらぐう さんどう せきぶつぐん
- 指定等区分 松本市重要文化財
- 指定年月日 平成20年(2008年)12月22日
- 種別 歴史資料
- 所在地 松本市梓川梓6930
- 所有者 小室町会金比羅宮氏子
- 時代区分 江戸時代
持病を治した観音様
梓川地区でただ一カ所の石仏群は、梓川地区小室の七日山にある金比羅宮の参道にあります。
金比羅宮は、文政5年(1822年)に小室菰立(こもたて)山に勧請(かんじょう 神仏の分霊を移してまつること)されたものです。天保6年(1835年)ころ、和田村久右衛門が金比羅宮のふもとに観音像を建てたところ、持病が治ったのが評判になり、5~6年のうちに88体の石仏が建てられ、毎日のように参拝者が列をなしたと伝えられています。
その後、明治23年(1890年)には、金比羅宮は現在の地に移され、本殿はふもとに下げられ鞘堂(さやどう 本体の建物を覆うように建てられた建物)の中に収められていましたが、地元の小室地区の皆さんが整備をされ、現在の姿になっています。