本文
若澤寺関係供養碑
更新日:2023年9月19日更新
印刷ページ表示
(読み方)にゃくたくじ かんけい くようひ
若澤寺供養碑・淡路天正塚の碑
- 指定等区分 松本市重要文化財
- 指定年月日 平成23年3月22日
- 種別 歴史資料
- 所在地 松本市波田4570 ほか
- 所有者 松本市 ほか
- 時代区分 室町時代~安土桃山時代
ありし日の若澤寺(にゃくたくじ)をしのぶ碑(いしぶみ)
若澤寺関係供養碑として指定されている石造文化財は次の3つです。
- 若澤道供養碑(上波田阿弥陀堂前)
- 淡路天正塚の碑(上波田淡路地区)
- 長禄の参道供養碑(若澤寺跡)
いずれも造立年が明確で、若澤寺の歴史を知る上で貴重な石造物です。中でも「長禄の参道供養碑」は、室町時代中期の長禄2年(1458年)に造立されたもので、紀年銘のわかる碑としては波田地区最古のものです。
これら供養碑の銘文を見ると、紀州(和歌山県)や越前(福井県)の僧の名前も記されており、各地から若澤寺に巡拝者が訪れたことがわかります。