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木造不動明王立像

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)もくぞう ふどうみょうおう りゅうぞう

  • 指定等区分 市重要文化財
  • 指定年月日 平成23年3月22日
  • 種別  美術工芸品(彫刻)
  • 所在地 松本市波田6011
  • 所有者 盛泉寺
  • 時代区分 鎌倉時代末期

若澤寺の講堂(護摩堂)の本尊

躰全体を青彩色したいわゆる青不動で像高は163cm、檜材の寄木造です。右手に剣、左手に羂索(けんじゃく)を持ち、頭上に頂蓮を結い、辮髪を垂らしています。玉眼を光らせ、岩座に立つ忿怒相の明王です。全体に彫りが深く、力強い作で、特に下半身が長く、均整のとれた像です。腰をやや右にひねり、動きも示しています。背後にある火焔は後補と考えられますが、大きく、躰全体を覆い、縁や先端を金色に塗る鮮やかな赤焔です。
もと若澤寺の講堂(護摩堂)の本尊として安置され、「水澤不動」と呼ばれて広く信仰を集めた像です。このページのトップに戻る


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