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松本神社の宝物

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)まつもとじんじゃ の ほうもつ

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 平成21年12月22日
  • 種別  歴史資料
  • 所在地 松本市丸の内10番37号
  • 所有者 松本神社
  • 時代区分 江戸時代

松本藩主戸田家由緒の品々

ゆかりの五柱と若宮八幡社を合祀

松本神社は、昭和28年(1953年)に五社と若宮八幡を合祀して名称が松本神社となりました。今回の指定物件は、そのほとんどが五社のものです。
五社は、戸田家初代の大名になった戸田丹波守康長と正室徳川松姫との間に生まれ、病弱で若く没した松平孫六郎永兼の霊(暘谷)、戸田家の遠祖一色兵部少輔の霊(神号片宮)と戸田宗光の霊、松平丹波守康長(共武)と正室徳川松姫の霊(淑愼)の五柱の神を合祀した神社です。

城主変転の末、伝えられた宝物

松本城の城主は、6家23人がその任に当たりましたが、この間、何度か時代の大きな波に洗われました。例えば初代石川氏は改易という大きな処罰を受けました。水野家も断絶は免れたもののその危機に遭遇し、家臣は離散し城下は荒れて文化は衰退しました。特に戸田家に至っては幕末明治維新の洗礼を受け時代の波に翻弄されました。とりわけ明治初年の廃仏毀釈により、松本城下はもとより、藩領一円にわたって寺院の破壊が行われ、仏教文化は荒廃しました。
こうした歴史の流れのなかにあって、今日、わずかではありますが、松本神社に伝わっている宝物は、松本城主と深い関わりがあるもので、貴重な文化財といえます。このページのトップに戻る


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