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刈谷原町の庚申塔
更新日:2021年12月20日更新
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(読み方)かりやはらまち の こうしんとう
- 指定等区分 松本市重要文化財
- 指定年月日 平成20年(2008年)12月22日
- 種別 歴史資料
- 所在地 松本市刈谷原町70-6付近
- 所有者 刈谷原町町会
- 時代区分 江戸時代
旅人も拝んだ庚申様
この庚申塔は、善光寺街道沿いの、刈谷原宿の松本側入口にあり、石造で高さ90cm、 幅47cmの大きさです。元禄2年(1689年)建立の銘があります。
刻まれている青面金剛(しょうめんこんごう)像は、像容は忿怒(ふんぬ)の相、一身六手で、二手は胸元で合掌、右上の手は三叉戟(さんさげき)を握り、そこに蛇が巻き付いています。右下の手は棒を持っています。左上の手はてのひらに一つの輪を握り、左下の手は弓を持っています。像の上に日と月、下に二鶏と三猿の像があります。
石質が良く、300年以上の時を経ても、像の彫りがはっきりしています。