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神宮寺の薬師如来坐像

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)じんぐうじ の やくしにょらい ざぞう

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 昭和63年3月17日
  • 種別 彫刻
  • 所在地 松本市浅間温泉3-21-1
  • 所有者 神宮寺
  • 時代区分 平安時代

薬師瑠璃光如来の慈眼輝く

神宮寺薬師堂本尊で衲衣(のうえ)は左肩をおおい、左手は屈臂し、膝の上に安んじて薬壷を持ちます。右手も屈臂、施無畏(せむい)の印をあらわし、右足を外に結跏趺坐(けっかふざ)しています。
膝前、両手、鼻は後補です。
螺髪(らほつ)、面相、躰の感じの優しさから平安時代後半の作と推定されます。

神宮寺は医王山神宮寺といわれ、浅間神社の別当寺(神社に付属しておかれた社僧の寺のこと)であり、平安から鎌倉時代を通じての古刹となりました。
寺伝によれば罹災・廃寺の難があったとされ、当像も傷みが著しいですが、整った美作です。
薬師堂は昭和23年(1948年)に再建されました。国宝の奥州平泉の金色堂を模した昭和のかたち良きお堂です。このページのトップに戻る


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