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深志神社神輿

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)ふかしじんじゃ みこし

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 昭和44年7月4日
  • 種別 工芸品
  • 所在地 松本市深志3-7-43
  • 所有者 深志神社
  • 時代区分 江戸時代

元禄十一年、城主水野さま寄進の神輿

神輿のおでまし

毎年7月24・25日の深志神社の祭りは「天神祭り」とよばれています。天神祭りの本祭りには、南深志の氏子の各町内から、曳き出される舞台16台が境内に勢ぞろいします。
松本城主、水野隼人正忠直(はやとのしょう・ただなお)が寄進した元禄11年(1698年)の棟札が残る神輿2台は、現在は祭りの日に境内の拝殿前に展示されます。同じ型の2台の一方が建御名方命(たけみなかたのみこと)である宮村大明神、一方が菅原道真公を祀る深志天満宮のものです。
本祭りの神事が済むと、祭舞台は決められた順に拝殿前から、参道を通って各町内に曳きだされます。そして代わりの神輿に御霊代(みたましろ)を乗せ、さらにトラックに乗せて氏子の町内をおでましする神幸(しんこう)が行われます。

神輿の造り

神輿は岡宮神社の神輿(松本市重要文化財)と、同じ大きさの同じ型で、金属をつける瓔珞(ようらく)がない四注(しちゅう)造りです。屋根と基礎の台の四面に、宮村大明神のものには梶の葉の紋が、深志天満宮のものには梅鉢の紋がみられます。工芸品として、各部の彫刻や金具の図案もすぐれ、美術的・工芸的に価値の高い重要なものといえます。
収蔵庫に保管される神輿は、岡宮神社神輿の鳳凰(ほうおう)の台座の墨書きにある、大工岡本曾兵衞森勝と増沢佐次兵衞宣政の造りであるといわれます。このページのトップに戻る


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