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原山の善光寺常夜燈

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)はらやま の ぜんこうじ じょうやとう

  • 指定等区分  松本市重要文化財
  • 指定年月日  平成20年12月22日
  • 種別    歴史資料
  • 所在地    松本市中川2237-3
  • 所有者    原山町会
  • 時代区分  江戸時代

風格ある常夜燈

この常夜燈は、善光寺街道の脇道である風越峠道の道端に造立されています。高さ約320cm、笠幅120cmで、竿正面に「常夜燈」、竿側面に「善光寺 文久二戌歳四月」と記されており、文久2年(1862年)に造立されたものです。基壇には、この地区の原山村の寄付者63名の名前が刻まれています。
地元の原山産の砂岩を用い、どっしりとした猫足、堅牢な 三段石積みの基礎を備えバランスのとれた風格があります。宝珠に「卍」印、笠の隅に風鐸(ふうたく)をつるしたと思われる穴があります。明治時代の終わりまで地元の人々が毎晩灯明を上げていました。
善光寺街道筋で単独造立のものでは、一番美しい常夜燈とされており、「浄土への道」善光寺信仰の篤さを知ることができます。このページのトップに戻る


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