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木造阿弥陀如来坐像(上波田阿弥陀堂)

更新日:2023年12月25日更新 印刷ページ表示

(読み方)もくぞう あみだにょらい ざぞう

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 平成23年3月22日
  • 種別    美術工芸品(彫刻)
  • 所在地   松本市波田4570
  • 所有者   松本市
  • 時代区分  江戸時代中期

上波田阿弥陀堂の本尊

上波田阿弥陀堂の本尊で、像高は96cm、檜材の寄木造です。比較的傷みも少なく、江戸中期も初めの作です。両手共に親指と人差指を輪にして右手を上、左手を下に上品下生の来迎印を結ぶ大型の坐像です。螺髪は大粒で、髪際は一文字、顔は面長です。人道が深く、引き締まった口元をもっています。面幅は広いが、面奥はやや浅く、膝張りが広いためゆったりした感じを与え、大振りながら地方作としては整った作です。

胎内納入札

(表)

父母眷属為出離生死頓證菩提也
奉○1彫阿弥陀如来像一体為菩提也※○1は宛にりっとう
信○2筑魔郡上波多村 本願 麻田二良兵衛 ※○2は刀が三つ、州の異体字

(裏)

上波多村光西(他)諸々施主為即身入仏
大仏師 渚村 二木杢左衛門
于時 天和第三癸亥歳五月吉祥晨このページのトップに戻る


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