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徳本峠小屋休憩所

更新日:2023年9月19日更新 印刷ページ表示

(読み方)とくごうとうげごや きゅうけいじょ

  • 指定等区分 登録有形文化財
  • 登録年月日 平成23年(2011年)10月28日
  • 種別    建造物
  • 所在地   松本市安曇1743番地
  • 所有者   個人
  • 時代区分  大正時代

近代登山の舞台に開設された山小屋の初期形態

徳本峠小屋は、松本盆地から上高地に至る、登山道の最高点にあたる徳本峠に建つ山小屋です。大正12年(1923年)に上高地温泉ホテルが徳本峠の頂上に借地をして開設したもので、上高地とその周辺の山小屋の中でも早期のものです。平成21・22年に大がかりな改築が行われましたが、当初の建物の範囲は保存され、現在は休憩所として活用されています。
平屋建ではありますが内部は3層となっており、より多くの登山者が泊まることができるよう工夫がなされています。木造平屋建、桁行5.4m、梁間5.1m、屋根は切妻造の石置板葺です。内部は板敷で、一部を土間としています。
徳本峠小屋休憩所は、上高地の近代登山初期からの歴史を伝え、また山小屋建築の初期の様相を示す建物として貴重です。このページのトップに戻る


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