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本折井家住宅主屋

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)ほんおりいけ じゅうたく しゅおく

  • 指定等区分 登録有形文化財
  • 登録年月日 平成30年3月27日
  • 種別          建造物
  • 所在地       白板一丁目81番地
  • 所有者       個人
  • 時代区分    江戸時代

松本を代表する本棟造民家

本折井家は松本藩庄内組の大庄屋を代々務めた折井氏の総本家で、屋号を本折井といいます。かつては甲州(現在の山梨県)の武家で、慶長期(1596年~1615年)に松本へ来たと伝えられています。
本折井家住宅主屋は、寛政2年(1790年)に建築された本棟造の建物です。間口10間、奥行10間の本棟造りで、式台玄関と大戸口を並べ床上部は2列に6つの部屋が配されています。前方へ上座敷(かみざしき)を突出させ、入側(いりかわ)をめぐらし上便所を備えた格式高い接客空間を持つ建物です。八寸角の大黒柱や重厚な梁組に対し、座敷構えは繊細な意匠が施されています。
この建物は、大庄屋の暮らしをよく伝えており、住まいとして建築的価値が高く、松本を代表する貴重な民家です。


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