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旧第一勧業銀行松本支店
更新日:2021年12月20日更新
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(読み方)きゅう だいいち かんぎょうぎんこう まつもと してん
- 指定等区分 登録有形文化財
- 登録年月日 平成19年(2007年)10月2日
- 種別 建造物
- 所在地 大手3-5-15
- 所有者 (株)明神館
- 時代区分 昭和時代
特徴的なアーチの開口部
この建物は、松本城の南側の大名町通りにあります。昭和12年(1937年)、日本勧業銀行松本支店として建築されました。その後、日本勧業銀行は合併により第一勧業銀行、みずほ銀行となり、この建物は平成15年(2003年)まで松本支店として使われました。現在は、レストラン・ブライダル施設として活用されています。
鉄筋コンクリート造3階建で、一部地下室もあり、塔屋が付けられています。外壁はモルタル塗で石目調の仕上げとなっています。独特の曲線形状をしたアーチの開口部が正面に7連、両側面と背面に各3連設けられ、外観を特色づけています。
長野県の近代建築の代表例の一つとされており、商業都市としての松本を象徴する建物です。